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輸出禁止措置により本来はロシアで入手できないはずのiPhone16シリーズおよびiPhone16 Proシリーズが、他国を経由して仕入れる小売店が予約受付を行っていると、Reutersが報じました。
Reutersは、米国と比べてかなり高額なロシアでの販売価格を報告しています。
Reutersによれば、iPhone16シリーズおよびiPhone16 Proシリーズはトルコ、カザフスタン、中国、インド、アラブ首長国連邦などからロシアに流れるようです。
こうした輸出禁止措置に該当する製品の並行輸入について、ロシア政府も承認しているとReutersは述べています。
こうして並行輸入される製品の予約販売価格は、iPhone16の128GBモデルが112,999ルーブル、およそ1,225ドル(約172,000円)で、米国での799ドルより400ドル(約56,000円)以上高額です。
iPhone16 Pro Maxの1TBモデルの場合、米国では1,599ドルなのに対し、ロシアでは249,999ルーブ、およそ2,710ドル(約380,000円)で予約受付が行われています。
ロシアでは現在でも西側諸国の製品の人気が高いようですが、ロシア政府は当局に対し、欧米の諜報機関が監視ソフトを使ってiPhoneを悪用しているとし、使用を中止するよう指示したとReutersが伝えています。
Source:Reuters
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