Apple、iOS18.5など公開!iPhone13で衛星通信が可能に

Appleは現地時間5月12日、iOS18.5、iPadOS18.5、macOS 15.5の正式版を公開しました。各OSで、プライドハーモニー壁紙が利用可能になっています。iOS18.5では、iPhone13シリーズの全モデルで通信事業者の提供する衛星通信が利用可能となりました。
iOS18.5、iPadOS18.5:新壁紙、iPhone13が衛星通信に対応
iOS18.5やiPadOS18.5、macOS 15.5の正式版は、リリースキャンディデート(RC)から6日後の公開となりました。前回のアップデートであるiOS18.4.1からの間隔は、約1カ月です。
iOS18.5とiPadOS18.5のアップデート内容は以下のとおりです。
- プライドハーモニー壁紙
- 子どもが使っているデバイスで、スクリーンタイムのパスコードが変更されると保護者に通知
- サードパーティー製デバイスのApple TVアプリでコンテンツを購入する際、iPhoneで購入が利用可能に
- Apple Vision Proアプリで画面が真っ黒になることがある問題を修正
- iPhone13の全モデルで通信事業者が提供する衛星通信機能に対応
iPhone13でも通信事業者の衛星通信が利用可能に
日本では、iPhoneに対応する衛星通信サービスは、現在、auが「au Starlink Direct」を提供しています。
「au Starlink Direct」先日は、メッセージの送受信が可能です。先日、au以外の契約者でも同サービスが利用可能となっています。
なお、Appleが提供する衛星通信機能は、アメリカやカナダではiMessageの送受信が可能ですが、現時点の日本では緊急通報目的に限定されています。
macOS Sequoia 15.5:複数のバグ修正
Appleは、macOS Sequoia 15.5の正式版も公開しています。
macOS Sequoia 15.5では、iOS18.5と同様のスクリーンタイムに関する変更のほか、バグ修正やセキュリティアップデートが中心の内容となっています。
watchOS11.5:新文字盤、充電完了が通知されない問題の修正など
watchOS11.5では、プライドハーモニー文字盤の追加、iOS18.5と同様にApple Vision Proアプリ関連の修正、Apple TVのコンテンツを「Apple Watchで購入」可能となっています。
また、Apple Watchのバッテリーが完全に充電されてもiPhoneに通知が表示されない問題も修正しています。
Photo: Apple