今年のWWDC、役員のトークショーなし!グルーバー氏の辛辣批判が影響か?

Appleが毎年6月に開催する世界開発者会議(WWDC)では、Appleと特別な関係にある著名ブロガー、ジョン・グルーバー氏がApple役員を招いたトークショーを行うのが恒例となっています。しかし、今年はApple役員たちが出演オファーに応じなかったと報じられています。
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今年は名物番組にApple役員の出演なし
WWDCでは毎年、グルーバー氏がApple役員を招き、さまざまな裏話が飛び出すことで知られるトークショーが行われてきました。しかし、今年はApple役員の参加がないことがすでに明らかになっています。
これまで出演してきた役員には、Appleのソフトウェアエンジニアリング担当上級副社長クレイグ・フェデリギ氏や、ワールドワイドマーケティング担当上級副社長グレッグ “Joz” ジョズウィアック氏などが挙げられます。名物番組に役員が出演しないとなると、楽しさは半減してしまうと言えるでしょう。
グルーバー氏批判への“逆襲”か?
Apple役員たちがグルーバー氏のトークショーへの出演を辞退した理由として、同氏がApple Intelligenceの機能導入の遅延について辛辣な批判を行ったことが関係している可能性が高いとみられています。
また、Apple役員たちがこの騒動について詳しく追及されることを避けたかったのも、出演オファーを断った理由と考えられます。
グルーバー氏はApple役員と対等な立場で率直な議論を交わすことで知られており、同氏が答えにくい質問を次々と投げかける様子は容易に想像できます。
Appleには、最終的に約束通りに機能を実装し、ユーザーを納得させてもらいたいものです。
Source: MacRumors