iPhone、シェア51.3%で14年連続のトップ!国内スマホ出荷は3年ぶりに増加

iPhone 箱 hato/iPhone Mania

2024年度の国内スマートフォン出荷台数は、3年ぶりに増加して3,000万台を超えたとMM総研が発表しました。スマートフォンのメーカー別シェアでは、iPhoneが3年連続で51.3%過半数を獲得し、14年連続シェアトップとなりました。2025年度以降も、スマートフォンの出荷台数が大きく落ち込むことはないとMM総研は予想しています。

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スマホ出荷台数、3年ぶりに3,000万台超え

MM総研が発表した「2024年度通期 国内携帯電話端末の出荷台数調査」によると、2024年度(2024年4月〜2025年3月)における国内携帯電話端末の総出荷台数は3,106万台で、前年度比16.4%増加しました。

そのうち、スマートフォンの出荷台数は3,003.7万台で、総出荷台数に占めるスマートフォンの割合は96.7%で過去最高を更新しました。

スマートフォンの出荷台数は前年度比17.9%増加しており、3年ぶりに増加して3,000万台を回復しています。

スマートフォン出荷台数増加の要因としてMM総研は、以下3つがあると分析しています。

  • 事業者(MNO)4社による下取りプログラムなどを活用した買い替え需要の促進
  • MNP獲得のための積極的な施策展開
  • オープン市場でのAndroid端末の人気の高まり

iPhone、3年連続のシェア過半数で14年連続トップ

スマートフォンのメーカー別出荷台数シェア1位は、AppleのiPhoneでした。シェアは51.3%(前年度比1.2ポイント減)で、3年連続の過半数となりました。携帯電話総出荷台数でみても、14年連続のシェアトップです。

2位はシャープ、3位はGoogle、4位はSamsung、5位はFCNT、6位はXiaomiでした。

MM総研「2024年度通期 国内携帯電話端末の出荷台数調査」

スマホ価格高騰でも下取りやフリマ売却に支えられ需要は好調に推移へ

MM総研は、今後も携帯キャリア各社による顧客獲得競争が続くことで買い替えや乗り換えによる需要が保たれるだろうと予想しています。

端末価格が高騰している一方で、各社による下取りや買取サービスのほか、フリマサイトでの個人間売買などでの取引価格も安定していることから、新品市場も活発な状態が続くことが見込間れています。

2025年度は、2026年3月予定のNTTドコモの3Gサービス終了による買い替え需要の効果もあり、スマートフォン出荷台数を3,335万台(前年度比11.0%増)と、2年連続の2桁増を予想しています。

以降、2029年度まで多少の波はあるものの3,000万台以上の規模での出荷が続くと見込んでいます。

MM総研「2024年度通期 国内携帯電話端末の出荷台数調査」

Source: MM総研

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