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現地時間2024年9月28日に、Tataグループが所有する旧PegatronのiPhone向け部品製造工場で火災が発生し、鎮火したものの現時点で原因は不明とReutersが報じています。
この火災では一時、煙を吸った従業員2名が病院に搬送されたようですが、入院することなく診察のみで済んだようです。
一方、火災が製造プラントに与えた影響ですぐに再稼働することは難しいとのことですので、部品によってはiPhone本体の組立作業に影響を及ぼす可能性があります。
今回の火災にはインドの関係当局も関与を深めており、原因を特定して労働環境の安全性を確保することを計画している模様です。
インドでは、2023年2月にも別のiPhone向け部品製造工場で火災が発生し、1,200万ドル(約17億4,000万円)の被害が生じていました。
TataグループはPegatronのiPhone製造工場を買収後、iPhone15とiPhone15 Plusの全製造台数のうちおよそ5%を担当しています。
インドには、最終組立作業を担当するFoxconnも進出している他、日系企業を含む多数の部品メーカーも進出しています。
インド政府としてiPhone製造関連のサプライヤーの誘致に力をいれていることも、関係当局による徹底した出火原因究明を重要視している理由でしょう。
Source:Reuters via AppleInsider, DigiTimes, India Today
Photo:KNN
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