Exynos 2500搭載モデルもあり!?Galaxy S25+のベンチマークスコア
搭載されるシステム・オン・チップ(SoC)はSnapdragon 8 Eliteのみになると噂されているGalaxy S25シリーズについて、Exynos 2500を搭載したモデルのGeekbench 6ベンチマークスコアが確認されました。
Snapdragon 8 EliteおよびDimensity 9400と比較
確認されたExynos 2500のGeekbench 6ベンチマークスコアが測定されたデバイスはモデル番号「SM-S936B」で、Galaxy S25+と考えられているものです。
Exynos 2500のGeekbench 6ベンチマークスコアを、Snapdragon 8 EliteおよびDimensity 9400のものと比較すると下記のようになります。
シングルコアスコア | マルチコアスコア | |
Exynos 2500 | 2,359 | 8,141 |
Dimensity 9400 | 2,711 | 8,632 |
Snapdragon 8 Elite | 3,127 | 9,509 |
Exynos 2500のCPUは、1+2+5+2の10コア
Exynos 2500のCPUは、動作周波数3.3GHzの1コア、2.75GHzの2コア、2.36GHzの5コアと、高効率コアとして動作周波数1.8GHzの2コアで構成されています。
AMDのRDNAアーキテクチャに基づくGPUを採用
Exynos 2500には、AMDのRDNAアーキテクチャに基づくGPUとなるXclipse 950が採用されているとSamMobileが伝えています。
今回確認されたExynos 2500のGeekbench 6ベンチマークスコアについてSamMobileは、初期バージョンであるため適正化が進んでいないことを前提とする必要があるとし、今後、実機への搭載時には改善される可能性が高いと述べています。
Exynos 2500はSamsungの第2世代3nmプロセスで製造、搭載するGalaxy S25シリーズは欧州向けに販売される見通しです。
これまでSamsungにSoCの製造を委託していたGoogleなど各社が委託先をTSMCに変更する中、Samsungの3nmプロセス半導体製造ラインの稼働率維持のためにもExynosシリーズの開発が重要視されています。
Source:Geekbench Browser via SamMobile
Photo:Wccftech