【注意!】開いただけでiPhoneがクラッシュ!不審なWebページが拡散中

iPhoneやMacの標準ブラウザSafariや、AndroidやWindowsのChromeで開くとブラウザをクラッシュさせ端末を再起動する、悪意あるWebページが拡散されている模様です。Appleはすでに問題を認識し、対応に取り組んでいます。
開くとiPhoneがクラッシュ、強制再起動
ページを開くとSafariをクラッシュさせ、端末を強制的に再起動させる悪意あるコードが仕込まれた、「Crash Safari」というWebページが、SNSなどを介して拡散されている、とApple Insiderなど複数メディアが報じています。
ページを開いた場合にクラッシュするのは、iPhoneなどiOSデバイスやMacの標準ブラウザSafariのほか、AndroidやWindowsのChromeでも同様の現象が確認されています。
crashsafari working on Android and PC
— Fake Jailbreak (@hatefakejb) 2016, 1月 25
Appleは問題を認識、対策中
iMoreによると、Appleはすでにこの問題を認識し対策に取り組んでいるとのことで、近日中にOSアップデートなどの対応が取られると考えられます。
2013年には日本でも同様の拡散が発生
今回ように、特定のURLを開くと端末をクラッシュさせる不審なサイトは以前から発生していました。2013年秋には、日本でもTwitterで「これ、面白いよ」などと、iPhoneがブルースクリーンになりクラッシュするURLが拡散され、トレンドマイクロが注意喚起したこともありました。
悪意あるWebページなどの被害を避けるために、iOSやアプリを最新版にアップデートするほか、不審なURLは不用意にクリックしないという基本のセキュリティ対策にもう一度、留意しましょう。
Source:Apple Insider, iMore, Engadget
(hato)