M6搭載MacBook Proが2026年11月に発売?OLED製造計画から推察

M6シリーズチップを搭載し、ディスプレイ種別をミニLEDから有機EL(OLED)に変更すると噂のMacBook Proについて、発売予想時期に関する新たな情報がサプライチェーン関係者の間で出回っています。
M6シリーズチップ搭載MacBook Proは、2026年第4四半期(10月〜12月)に発売される可能性が高そうです。
発売時期は2027年にずれ込むとの噂もあるが
M6シリーズチップ搭載MacBook Proの発売時期は当初計画よりも遅れており、早くても2026年末、2027年の可能性がより高いと指摘されていましたが、サプライチェーン関係者の見立てでは2026年第4四半期(10月〜12月)に発売される可能性が高そうです。
その場合、これまでの新型MacBook Pro発表時期から推察すると、2026年10月か11月の発表および発売と予想されます。
新世代OLEDディスプレイパネルを2026年7月以降に量産開始
今回の発売時期に関する予想は、M6シリーズチップ搭載MacBook Pro向けOLEDディスプレイを独占供給する見通しのSamsung Displayによる第8.6世代OLEDディスプレイパネル製造計画から推察されたものです。
Samsung Displayの副社長が最近受けたインタビューの中で、「第8.6世代OLEDディスプレイパネルの量産は、2026年第3四半期(7月〜9月)から開始される見込み」と報告しています。
2025年末に少量を試作、2026年初頭に量産試作を実施
第8.6世代OLEDディスプレイパネルの量産に向けて、Samsung Displayは2025年末までに少量の試作を行い、2026年第1四半期(1月〜3月)にある程度の数量の量産試作を実施する計画のようです。
折りたたみiPhone向けディスプレイの量産準備も進める
また、インタビューでは「北米の顧客向けの折りたたみディスプレイの量産準備も進めている」ことが明らかにされていますので、これは折りたたみiPhoneのことを指していると推察されます。
タッチパネルや2nmプロセスで製造されるSoCも搭載見込み
M6シリーズチップ搭載MacBook ProはOLEDディスプレイを採用するのに加え、タッチパネルも採用すると噂されています。
搭載されるM6シリーズチップはTSMCの2nmプロセス「N2」で製造される見通しであり、2026年第4四半期(10月〜12月)に発売される新型MacBook Proは現行モデルと大きく異なる仕様と性能を備えた製品になることが予想されます。
その前にAppleは、M5シリーズチップ搭載MacBook Proを2026年初頭に発売すると噂されています。
Photo:Apple Hub/Facebook