スマホ買い替え期間「長くなる・なりそう」は28%、理由は価格高騰と現状満足

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ニューズドテック(旧:携帯市場)は、スマホの買い替え期間に関するアンケート調査の結果を発表しました。スマホの買い替え期間は「変わらない」という回答が61%で最多でしたが、半年前の調査と比べると長期化の傾向がうかがえます。買い替え長期化の理由としては「スマホの価格高騰」「今のスマホで満足」が上位でした。

1都3県の500人に調査、47%はiPhoneユーザー

ニューズドテックの調査は、2022年8月4日に1都3県に在住の20代〜60代の男女500名を対象として、インターネットで実施されています。
 
回答者が利用しているスマートフォンの機種別シェアは、iPhoneが47%で最多でした。以下、AQUOSが15%、Xperiaが11%、Galaxyが6%、Huaweiが4%などと続いています。
 
ニューズドテック(旧:携帯市場)「スマホの買い替え期間に関するアンケート調査」
 

買い替えサイクル「変わらない」が61%もやや長期化の傾向

スマホの買い替え期間が以前と比べてどう変化したかを尋ねたところ、「あまり変わらない」が61%で最多でした。
 
「買い替え期間が短くなった」は4%、「買い替え期間が短くなりそう」は7%(34人)で、「買い替え期間が長くなった」が17%、「買い替え期間が長くなりそう」が11%でした。
 
「短くなった・短くなりそう」の合計11%よりも、「長くなった・長くなりそう」の合計28%が上回っています。ニューズドテックが2022年2月に実施した調査で「買い替え期間が長くなった(なるだろう)」が21.2%だったのと比べると、およそ半年で約7ポイント増加しており、買い替え期間長期化の傾向がうかがえます。
 
ニューズドテック(旧:携帯市場)「スマホの買い替え期間に関するアンケート調査」
 

買い替え期間長期化の理由は「価格高騰」「今で満足」

スマホの買い替え期間について「長くなった」「長くなりそう」と回答した140人にその理由(複数回答可)を尋ねたところ、上位は以下のとおりでした。
 

  1. スマホが高騰したから : 57.1%
  2. 今のスマホで満足 : 46.4%
  3. データ移管の設定が面倒 : 21.4%
  4. 機種変更(手続き)が面倒 : 18.6%

 
ニューズドテック(旧:携帯市場)「スマホの買い替え期間に関するアンケート調査」
 
スマホの買い替え期間が長くなった・長くなりそうという理由を、利用しているスマホのOS別にみると、iPhoneユーザーでは「スマホが高騰したから」「今のスマホで満足」の割合がAndroidスマホに比べて高いのが目立ちます。
 
ニューズドテック(旧:携帯市場)「スマホの買い替え期間に関するアンケート調査」
 
円安の影響を受け、7月に国内でのiPhone販売価格が引き上げられたことで、買い替えを見送るユーザーが増えたとみられます。

スマホの買い替え「予定なし」が52%

現在使用しているスマホの購入時期をOS別にみると、iPhoneは2020年がトップ、Androidは2021年がトップでした。Androidユーザーと比べると、iPhoneユーザーのほうが買い替えサイクルが長い傾向があるといえそうです。
 
ニューズドテック(旧:携帯市場)「スマホの買い替え期間に関するアンケート調査」
 
現在のスマホを買い替える予定について聞くと、「買い替えの予定はない」が52%で過半数を占めています。
 
ニューズドテック(旧:携帯市場)「スマホの買い替え期間に関するアンケート調査」
 
世界的に経済の見通しが不透明な中、2022年9月に発売が見込まれるiPhone14の価格は、iPhone13と同額に据え置かれるのではないか、と噂されています。

 
 
Source:ニューズドテック
(hato)

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この記事を書いた人

2013年からライター&編集担当として活動。2007年、駐在中のシリコンバレーで発売直後の初代iPhoneに触れて惚れ込む。iPhone歴は3GS→5s→6 Plus→7 Plus→XS Max→12 Pro Max→14 Pro。

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