Microsoft Edgeに性能劣化の原因となっているタブを検出する機能が追加

Microsoft Edgeの画像

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ブラウザを開いていると、パソコンの動作が重くなる場合があります。こうした性能悪化の原因のひとつが、開いているタブのリソース消費量です。つまり開いているタブがCPUやメモリといったリソースを多く消費しているということです。
 
こうした性能悪化の原因となるタブを検出するための機能が、Microsoft Edgeに実装されることがわかりました

「Performance Detector」を実装予定

これは「Performance Detector」と呼ばれる機能です。
 
この機能を有効にすると、ブラウザが各タブのパフォーマンスの問題を検出、推奨される改善案を提案します。
 
Microsoft Edgeはパフォーマンス改善のための提案のみをおこないます。ブラウザが勝手にタブを閉じてしまうことはありません。
 
この機能はWindows 10/11のMicrosoft Edgeに実装されます。ただしMacやスマートフォンといったほかのプラットフォームでの実装は不明です。

PDFのフルスクリーン表示ボタンを実装

Microsoft Edgeのもう1つの新機能として現在、PDFをフルスクリーン表示するボタンの実装がテストされています
 
このボタンを押すとツールバーを非表示化し、PDFをフルスクリーンで表示することが可能です。
 
MicrosoftはEdgeのシェアを上げようと必死の引き留め作戦をおこないました。しかしStatCounterによると、2022年2月のEdgeのシェアは4.06%で、シェアに大きな変化は見られません。

 
 
Source: Windows Latest, StatCounter
(ハウザー)

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この記事を書いた人

本職はSoCの設計者。このためPCやスマホのHW/SW両方に造詣が深く、その知見に基づいた記事を執筆している。スマホ歴はiPhone4→(Android)→iPhone XR→13 Pro。

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