iOS15.4ベータでWebアプリのサポートを強化〜WebXR APIも追加

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Appleは最新iOSベータで、Webアプリのサポート強化を図っていることが明らかになりました。拡張現実(AR)/仮想現実(VR)ヘッドセットの登場を予期させるような、WebXR APIも新たに追加されています。

Webアプリの受け入れを推進

Webアプリとは、アプリストアを介さずにWebブラウザからURLのみで直接使用できるアプリに限りなく近い動作をするWebサイトのことです。
 
開発者のマキシミリアーノ・フィルトマン氏が、iOS15.4ベータWebサイトおよびWebアプリのための新機能を実装している、と投稿しました。機能のひとつは、“ユニバーサルカスタムアイコン”で、開発者はiOSデバイスにWebアプリのアイコンをつける際に、特定のコードを追加する必要がなくなっているとのことです。
 
加えて、iOS15.4ベータには“ビルドインプッシュ通知”“Push API”も実装されています。両機能はベータ1ではまだ動作していないようですが、AppleはついにWebアプリによるプッシュ通知をiOSで有効にするとみられています。

WebXR APIも新たに追加

iOS15.4ベータには、Webサイト上でのAR/VRヘッドセットのサポートを提供する“WebXR API”も新たに追加されています。同APIはデフォルトで無効となっていますが、もし仮に有効になっていても、現時点でiOS上で動作するヘッドセットは登場していません。
 
このことから、噂にあったようにAppleは今年の終わりまでにAR/VRヘッドセットを導入するのではないか、と米メディア9to5Macは憶測を立てています。
 
 
Source:firt.dev via 9to5Mac, Mozilla
(lexi)

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この記事を書いた人

ARラボ出身の猫愛好家。往年のMacユーザーで、iPhone使用歴は10年以上。

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