iPhone6 Plus、2021年12月末でビンテージ製品入りへ

2014年に発売されたiPhone6 Plusが、2021年12月31日でビンテージ製品入りすることが分かった、と米メディアMacRumorsが報じています。
Appleによる販売店への供給終了から5年以上が経過
MacRumorsは、入手したAppleの内部文書から判明した情報として、iPhone6 Plusが2021年12月31日でビンテージ製品入りすることがわかったと伝えています。
Appleのビンテージ製品とは、Appleが販売店への供給を停止した日から5年以上7年未満の製品を指します。7年以上が経過するとオブソリート製品となり、Appleとサービスプロバイダによるハードウェアサービスが全て終了します。ただし、Macノートブックのバッテリーの修理に限っては期間延長が認められています。
iPhone6 Plusは2016年に販売が終了したものの、iPhone6は2018年までは一部の販売店での販売が継続されていたためビンテージ製品となる時期に違いがある、とMacRumorsは報じています。
デザインを刷新、初の大画面モデル
iPhone6 Plusは、iPhoneシリーズで初となる5.5インチの大画面モデルとして、4.7インチのiPhone6と同じく、2014年9月に発表・発売されたモデルです。
iPhone5sまでの直線的デザインから曲面を多用した外観へと刷新されたiPhone6とiPhone6 Plusは、アメリカでApple Payに初対応したモデルでもありました。なお、日本でのApple Pay対応は翌年のiPhone7/iPhone7 Plusから対応しています。
また、iPhone6 Plusは、薄くなったゆえに曲がりやすいとして「ベンドゲート」として騒がれたこともありました。なお、iPhone6s Plusでは強度が向上し、改善されています。
iOSのサポートはiOS12で打ち切り
Appleはすでに2018年にリリースしたiOS12で、iPhone6とiPhone6 Plusのサポートを終了しています。
現在最新バージョンのiOS15では、2015年9月発売のiPhone6s、iPhone6s Plus、2016年3月発売のiPhone SE(第1世代)以降のモデルがサポート対象とされています。
Source:MacRumors, Apple
(hato)