「iPodの父」が回顧録を2022年に出版予定、Appleでの開発秘話が明らかに?

Tony Fadell BULD

Tony Fadell BULD
 
Appleの元iPod部門担当上級副社長で「iPodの父」と呼ばれるトニー・ファデル氏が、2022年5月に回顧録を出版することが判明しました。本の中で、iPodやiPhone等の開発秘話が明かされると期待されています。

iPodの父

トニー・ファデル氏は、スティーブ・ジョブズ氏に誘われて2001年にAppleに入社しました。Appleでは、iPodの責任者として活躍し、上級副社長にも就任しました。現在、iPodはAppleの歴史の中でも最も重要な製品のひとつと言われており、ファデル氏は「iPodの父」として知られています。
 
また海外Apple関連メディア9to5Macによると、ファデル氏は2006年から2008年までiPhoneの開発にも携わっています。
 
2010年にはファデル氏はAppleを退社してスマートホーム企業Nest Labsの共同創業者となりました。その後、NestはGoogleに買収され、ファデル氏は一時期Google Glass事業の総責任者も務めました。

回顧録を出版

トニー・ファデル氏は現地時間12月1日、自身のTwitterアカウントにおいて、回顧録となる「ビルド:価値ある物を作るための型破りなガイド」(原題:Build: An Unorthodox Guide to Making Things Worth Making)を2022年5月に出版すると報告しました。
 


 
Amazonでは2022年5月10日に英語版が発売予定となっており、日本語版の出版は未定の模様です。
 
ファデル氏は今までもメディアのインタビュー等でiPodの開発秘話を語っており、今回の回顧録においても、iPod等を開発した時の裏話が明かされることが期待されています。
 
 
Source:Tony Fadell / Twitter via 9to5Mac
Photo:Tony Fadell
(seng)

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この記事を書いた人

海外経験を活かし2020年からライターとして活動中。日々のお得情報から海外事件まで幅広くカバー。iPhone12 miniを愛用し、iPhone歴通算10年、Android通算5年程度。格安ガジェット好き。

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