WhatsApp、iOSとAndroidでバックアップの暗号化が可能に。順次展開

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Facebookは現地時間10月14日、AndroidとiOSにおいて、WhatsAppのクラウド上のバックアップをエンドツーエンドで暗号化できるようになったことを発表しました。

クラウド上のバックアップを暗号化

WhatsAppは5年前に、全プラットフォームにおいてエンドツーエンドの暗号化を実装したと発表しています。しかし、これまでユーザーがチャットをAndroid版ではGoogleドライブ、iOS版ではiCloudに保存する場合、それらのバックアップは暗号化されませんでした。
 
Facebookによると、デフォルトでは暗号化されない設定になっているため、暗号化するには有効化する必要があります。WhatsAppの[設定] > [チャット] > [チャットバックアップ]より、[バックアップをエンドツーエンドで暗号化]の設定をオンにすることで、有効にすることができます。
 
これにより、任意のパスワードもしくは、本人しか知らない64桁の暗号化キーで保護することが可能になります。1度設定しておけば、WhatsApp、Google及びAppleも、暗号化キーやパスワードなしにバックアップを読み取ることはできなくなります。
 
Facebookは、グローバルなメッセージングサービスの中で、WhatsAppが同サービスの規模において、このような高いレベルのセキュリティを提供している唯一のサービスであることを強調しています。
 
バックアップのエンドツーエンドの暗号化を可能にするこの新機能は、最新バージョンのAndroidもしくはiOS版WhatsAppのユーザーに向けて、順次展開されるとのことです。
 
 
Source:Facebook via GSMArena
(m7000)

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この記事を書いた人

本職はWebデザイナーでMacBook Airを10年以上愛用中。iPhone Maniaのライターとしては、2020年から活動開始。iPhone歴は4s→6→7→XS→12 Pro Max。

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