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iPad mini(第6世代)は性能が向上し、洗練されたデザインと絶妙のサイズ感で発表直後から大きな話題となりました。しかし発売日以降、ユーザーが画面のスクロール時に違和感を感じるケースが多数報告されています。
【追記】このゼリースクロール問題は2022年2月、集団訴訟に発展しています。しかしAppleはこれを液晶ディスプレイで発生する一般的な現象であるとしており、特に問題ではないと考えているようです(2022/12/28)。
iPad mini(第6世代)で画面をスクロールしたとき、描写が歪む現象が確認されています。写真や文書の表示がフニャっと歪むように見えるため、ゼリースクロール現象とも呼ばれています。この現象についてiPad mini(第6世代)を分解したiFixitが解説しています。
ゼリースクロール現象はどの液晶パネルでも発生するため、Appleは現時点でiPad mini(第6世代)で発生している問題を故障や不具合とは認識していません。そのためAppleが無償で修理(そもそも修理できるか不明です)したり、別の製品に交換したりすることはありません。またiFixitの説明が正しければハードウェアの問題でありソフトウェアのアップデートで解消する現象かも不明です。
ゼリースクロール現象がどうしても気になるならAppleの返品期間(購入から14日間)に所定の返品手続きを済ませたほうがいいでしょう。iPad mini(第6世代)は非常に完成度の高い製品なだけに、ゼリースクロール現象が目立ってしまうのは少し残念なのは確かです。
Source:MacRumors, iFixit YouTubeチャンネル
(KAZ)