Xiaomi、ARスマートメガネのコンセプト動画を公開〜米粒ほどの小さなディスプレイ

xiaomi smart glasses

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中国ブランドXiaomiが、スマートメガネのコンセプト動画を公開しました。米粒ほどの大きさのマイクロLEDディスプレイが搭載されているとのことです。

最大輝度は2,000,000nit

モノクロのマイクロLEDディスプレイを搭載することで、「有機EL(OLED)ディスプレイと比べてよりシンプルな構造でありながら、高画素化と長寿命化が実現されている」と、Xiaomiはコメントしています。「よりコンパクトなディスプレイが実現し、画面の統合も容易になっている」
 
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マイクロLEDは自発光型のディスプレイ技術で、OLEDディスプレイの後継技術として認識されていますが、コスト面で問題があり、市場拡大はまだ先といわれています。
 
2.4ミリ x 2.02ミリの“米粒ほどの大きさ”のディスプレイの最大輝度は2,000,000nitで、光を屈折させて方向転換させる光導波路レンズを通過した後、直射日光の下でも視認できるように極端な明るさになっています。Xiaomiは、このディスプレイの使用例として、ナビゲーション、ライブ翻訳、通知などを挙げています。
 

デバイスが実際に存在しているかは不明

スマートメガネは独立したAndroidデバイスとして機能するため、将来的にスマートフォンを置き換える可能性があるとのことです。
 
Xiaomiのスマートメガネは一般向けに公開されておらず、まだその存在さえも疑われているため、どこまで実装が進んでいるのかは不明ですが、Appleの新型iPhoneイベント直前でのコンセプトの発表は、拡張現実(AR)の領域で存在感を示すためと思われる、と米メディアThe Vergeは見ています。
 
 
Source:The Verge
(lexi)

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この記事を書いた人

ARラボ出身の猫愛好家。往年のMacユーザーで、iPhone使用歴は10年以上。

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