世界最安スマホFreedom 251プロデュースの男、5年間で3度目の逮捕

Mohit-Goel-PTI

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日本円で500円以下という「世界最安」のスマートフォン「Freedom 251」の発表で話題を呼んだインドRinging Bellsの創業者モヒト・ゴール容疑者が逮捕されました。5年間で3度目の逮捕となります。

世界最安スマホ、結局詐欺だった

現地メディアなどの報道によると、ゴール容疑者は現地時間8月23日、他の5人の容疑者とともに、4,100,000ルピー(約600万円)を脅し取ろうとした罪で逮捕されました。
 
ゴール容疑者はかつてRinging Bellsを創立、2016年に激安スマホFreedom 251を発表して話題となりました。
 
しかしデザインがiPhoneに酷似しているうえに、製造コストは3,000円以上と、販売価格を大幅に上回っていたことが判明。結局予定日を過ぎても注文されたスマホは出荷されることはなく、ゴール容疑者は詐欺の容疑で2017年に逮捕されています。

他にも犯罪に関与している?

また報道によれば、ゴール容疑者は2018年にも恐喝容疑で逮捕されており、今回が3度目の逮捕となります。
 
ゴール容疑者はDubai Dry Fruits and Spices Hubという会社を運営していますが、地元警察によるとこの会社についても少なくとも40件の苦情が寄せられているほか、同容疑者はその他詐欺や恐喝など35件の犯罪にも関与している疑いが持たれています。

 
 
Source:MySmartPrice,The Times of India
Photo:Financial Express
(lunatic)

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この記事を書いた人

元某業界新聞社の記者。その後フリーライターとして各方面で執筆、英日翻訳家としての著書も多数。2014年から本メディアでライター、編集記者として活動中。アメリカ在住(現在は日本に滞在中)。iPhone使用歴は12年以上。

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