iPhone Xが高度3,300メートルを飛行中の飛行機から落下も、発見後に動作

高度約3,300メートルを飛行中の飛行機から、写真撮影中に落下してしまったiPhone Xが無事に発見され、問題なく動作した事例が報告されました。
「最後の位置情報」が発信されたことで無事回収・動作を確認
パイロットのdmloftus氏は、コロラドスプリングスから自宅のあるアトランタへ、ダイアモンド DA40機を時速175マイル(時速121キロメートル)、高度11,000フィート強(約3,300メートル)で飛行させていました。
同氏が雲を撮影していたところ乱気流に巻き込まれ、iPhone Xは小窓から落下してしまいました。
dmloftus氏はiPhone Xを見つけることは無理と考えてAT&Tに以前使っていたiPhone6sを持ち込んで機種交換を依頼したところ、彼のiPhone Xがバッテリーが無くなる前に最後の位置情報を発信していたことが明らかになりました。
同氏のiPhone Xは位置情報をもとに大豆畑の中で発見され、充電したところ、問題なく動作したようです。
dmloftus氏は、iPhone Xが落ちた場所が大豆畑だったので衝撃が吸収されたこと、Otterbox Defenderシリーズのケースに入れていたことにより壊れなかったのだろうと推測しています。
落下中の様子が映った動画も
これまでも、上空2,800メートルを飛行中に落下したiPhoneが無事動作した例が報告されていました。
また、世界一高い(高さ約140メートル)回転ブランコである「オーランド・スターフライヤー」で動画撮影中に落下したiPhoneが、落下後も問題なく動作している様子がYouTubeで公開されていました。
Source:Diamond AVIATORS via Cult of Mac via MacDailyNews
Photo:Diamond Aircraft
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