携帯3社の新料金プラン、キャリア決済に注意!アーティストFCが注意喚起

ahamo LINEMO povo

ahamo LINEMO povo
 
3大キャリアが発表した新料金プランに契約変更した場合、キャリアが提供する決済サービスが利用できず、アーティストのファンクラブを強制退会させられる場合がある、と音楽事務所などが注意を呼びかけています。

キャリア決済、キャリアメールを削ぎ落として低料金を実現

NTTドコモの「ahamo」、ソフトバンクの「LINEMO」、auの「povo」の新料金プランは、手続きをオンライン化し、提供するサービスを絞り込むことで低料金を実現しています。
 
これらの料金プランに契約を変更した場合、各キャリアの提供する決済サービスや、キャリアメールアドレスが利用できなくなります。

ahamoとLINEMOは特に注意を

NTTドコモは「spモード コンテンツ決済サービス(docomo spモード決済)」、ソフトバンクは「ソフトバンクまとめて支払い」、auは「auかんたん決済」として、月々の電話料金と一緒にコンテンツなどの利用料金を支払うことのできるサービスを提供しています。
 
しかし、ahamoでは「spモード コンテンツ決済サービス」が提供されません。
 
ソフトバンクはLINEMOへのプラン変更により、契約が変更となるため「ソフトバンクまとめて支払い」の継続課金登録はすべて解約されます。
 
なお、povoは「auかんたん決済」を引き続き利用可能です。
 
人気バンドTHE YELLOW MONKEYの公式ファンクラブは、プラン変更によりファンクラブの利用料金決済ができないと自動退会となるため、クレジットカードやコンビニ払いなどに決済方法を変更するよう呼びかけています。
 


 

キャリアメールにも注意!

新料金プランでは、「@docomo.ne.jp」「@i.softbank.jp」「@au.com」などのキャリアメールも利用できません。
 
そのため、連絡先としてキャリアメールを登録されている場合は、メールマガジンなどの連絡が届かなくなるため、注意が必要です。
 
iPhone Maniaでは、各社の新料金プランの特徴をまとめていますので、利用を検討中の方はぜひご一読ください。
 
なお、先日の総務省が開催した有識者会議では、新料金プランへ乗り換えた場合も含めたキャリアメールの持ち運びが議論されていますが、キャリアメール持ち運びは、実現しても2022年の夏になる見込みです。
 
 
Source:THE YELLOW MONKEY via JCASTニュース
(hato)

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この記事を書いた人

2013年からライター&編集担当として活動。2007年、駐在中のシリコンバレーで発売直後の初代iPhoneに触れて惚れ込む。iPhone歴は3GS→5s→6 Plus→7 Plus→XS Max→12 Pro Max→14 Pro。

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