macOS 11.3においてRosetta 2が一部の国で使用不可に?

Rosetta 2の画像

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Rosetta 2はM1チップを搭載するMac上で、Intelチップを搭載したMac向けのアプリを動作させるための翻訳プログラムです。macOS 11.3のベータのなかに、このRosetta 2が一部の国で使用不可になることを示唆する内容が含まれていることがわかりました。

macOS 11.3でRosetta 2が使えなくなる国あり?

Rosetta 2は、まだまだM1チップ向けのアプリがそろわないなかで、従来のIntelチップ向けアプリを動作させ、互換性を保つための重要な翻訳プログラムです。
 
しかしながら、MacRumorsの投稿者であるTwitterユーザーのSteve Moser氏(@SteveMoser)によると、Rosetta 2が一部の国で使えなくなることを示唆する内容がmacOS 11.3ベータ3のコードのなかに見つかったそうです。
 


 
それによると、「Rosettaはこのアップデートのインストールで削除されます」といった文字列や、「Rosettaはこの地域では利用できなくなりました。Rosettaを必要とするアプリケーションは動作しません」といった文字列がこのコードのなかに見つかったとのことです。

具体的な理由や国は不明

今のところ、Rosetta 2を削除する理由は不明ですが、法的な理由や著作権上の理由が関係していると考えられます
 
また、Rosetta 2が使えなくなる具体的な国も不明で、日本がその対象かどうかも分かりません

 
 
Source:Steve Moser/Twitter via MacRumors
(ハウザー)

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この記事を書いた人

本職はSoCの設計者。このためPCやスマホのHW/SW両方に造詣が深く、その知見に基づいた記事を執筆している。スマホ歴はiPhone4→(Android)→iPhone XR→13 Pro。

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