Appleも開発中のマイクロLEDディスプレイ、LGが163インチ4Kモデルを出荷か

 
LGが、デジタルサイネージ用の163インチ・4KのマイクロLEDディスプレイを同社業務用製品ページに掲載しました。マイクロLEDディスプレイについてはAppleも、同ディスプレイに関して多くの特許を持つベンチャー企業「LuxVue Technology」を買収するなど、現在も研究開発中と噂されています。

SONY、Samsungに続いてLGも量産開始か

マイクロLEDディスプレイはSONY、Samsungなどが主に商用向けに出荷しています。今回LGが出荷を開始すると見られる製品「LSAB009」のピーク輝度は1,200ニト、コントラスト比は100,000：1（ピーク）と、製品ページに掲載されています。
 
LEDinsideによれば、本製品の出荷開始は2020年8月になるとのことです。

将来的にApple Watchから搭載か?

 
Appleは、マイクロLEDディスプレイに関して多くの特許を持つベンチャー企業「LuxVue Technology」を2014年に買収しており、2015年には台湾北部に極秘の研究施設を設置したとも報じられていました。
 
Apple製品へのマイクロLEDディスプレイの搭載は、2021年以降のApple Watchになる可能性が高いとLEDinsideは予想しています。
 
同メディアは、ディスプレイパネル用マイクロLEDの小型化と高効率化、それらの量産に向けた研究が、世界中の大学の研究室を中心に行われていると伝えています。
 
 
Source:LG via LEDinside (1), (2)
(FT729)