ソフトバンクが「半額サポート+」を名称変更、SIMロック解除の方針も発表

SoftBank ソフトバンク ロゴ

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ソフトバンクは9月30日、「半額サポート+(プラス)」の名称を10月10日から「トクするサポート」に変更することと、SIMロック即日解除への対応方針も発表しました。総務省や消費者庁からの指摘への対応とみられます。

総務省や消費者庁からの指摘に名称変更で対応

ソフトバンクは、10月10日から「半額サポート+」の名称を「トクするサポート」に変更すると発表しました。
 
ただし、プログラムの内容に変更はなく、総務省からの指摘や、消費者庁の注意喚起に名称変更で対応する格好です。
 
「半額サポート+」は、48回の分割払い契約でiPhoneなどの端末を購入し、24回の支払いが終わった後に機種交換すると残債が免除されることで、端末代金が最大で半額割引されるというプログラムです。
 
ただし、端末購入から100日間はSIMロック解除ができず、機種交換時の旧端末回収が条件となっているため、総務省の有識者会議は実質的な囲い込みだ、などと批判していました。
 
また、消費者庁はプログラム料が必要になるなど、契約条件がわかりにくい、と注意を呼びかけていました
 
同様の「アップグレードプログラムEX」を実施しているKDDI(au)は、11月にも同プログラムの内容を大幅に見直す方針と報じられています。

契約者以外のSIMロック解除の即日対応も発表

ソフトバンクは、SIMロックの解除の条件変更も発表しています。
 
現在、ソフトバンクでは購入後101日以降でないとSIMロック解除ができませんが、同社の回線契約がない場合でも、クレジットカード払いで機種を購入することを条件に、10月1日からソフトバンクショップで即日対応する、と発表しています。
 
なお、ソフトバンクの回線契約者のSIMロック解除への対応については、決まり次第、案内するとのことです。
 
ソフトバンクは、SIMロックの即日解除について、今後はデポジット制の導入を検討しており、詳細が決まり次第改めて発表する、と案内しています。
 
 
Source:ソフトバンク
(hato)

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この記事を書いた人

2013年からライター&編集担当として活動。2007年、駐在中のシリコンバレーで発売直後の初代iPhoneに触れて惚れ込む。iPhone歴は3GS→5s→6 Plus→7 Plus→XS Max→12 Pro Max→14 Pro。

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