政府機関の警告を受けシンガポール航空などが一部MacBookの機内持込を不許可に


 
2019年6月にAppleがリコールを出した後、米連邦航空局(FAA)がバッテリーが発熱する可能性のあるMackBook Proの機内持ち込みを不許可とした事に伴って、シンガポール航空、タイ国際航空、ヴァージン・オーストラリアなどが各公式サイトで声明を出しています。

合衆国の空を司るFAA

FAAはアメリカ合衆国の空に関する安全を統括している政府直下の機関で、全ての運輸、ドローンを含む航空機の開発、製造や修理はこの機関の許可なしには行うことができません。

シンガポール航空の声明

Bloombergによると、FAAはMacBook Proのリコールについて主要航空会社に警告しています。Appleは現地時間6月20日、一部の15インチ MacBook Proのバッテリーが加熱する可能性があるとしてリコールを出しています。

 

FAAや欧州航空安全機関(EASA)が警告を出した事に伴って、シンガポール航空やタイ国際航空、ヴァージン・オーストラリアなどの航空会社が声明を出しています。

 

シンガポール航空は公式サイトで、リコール対象になっている2015から2017モデルのMacBook Pro 15インチの持ち込みを不許可にする旨を公表しています。機内持ち込みか預け荷物かに関わらず持ち込み禁止となっており、タイ国際航空も同様の内容で告知を出しています。

 

 

ヴァージン・オーストラリアは、全モデルのMacBookを預け荷物の中に入れることを不許可としており、上記の2社とは異なる方針をとっています。ヴァージン・オーストラリアでは、機内へならMacBookを持ち込むことができます

 

 
 

Source:Singapore Airlines,Thai Airways International,Virgin Australia Airlines
(david)

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