Apple、Teslaの車内インテリアを手掛けた人物を雇用


 
Appleが、米電気自動車メーカーTeslaで車内インテリアと外観担当ヴァイス・プレジデントを務めたスティーブ・マクマナス氏を新たに雇い入れたことが明らかになりました。

自動運転車プロジェクトは継続中か

マクマナス氏は、2015年にTeslaに加わった人物で、その以前はJaguar Land Rover、Bentley Motors、そしてAston Martinで務めた経歴を持っています。同氏のLinkedInプロフィールには、Appleの「シニア・ディレクター」が現在の役職として記されていますが、詳しい業務内容は明らかになっていません。
 
マクマナス氏がAppleの自動運転車プロジェクト「Titan」に携わっている可能性は当然考えられますが、Bloombergは自動車以外の事業に関わっているかもしれない、とコメントしています。
 
Appleは、2018年秋にAppleでMacハードウェアエンジニアリング部門のヴァイス・プレジデントを以前務め、その後5年間をTeslaで過ごしたダグ・フィールド氏を再び雇い入れており、今年3月には、Teslaのパワートレーン部門担当副社長だったマイケル・シュウェカッシュ氏を引き抜いています
 
2019年に入ってから、Appleは自動運転車プロジェクトに従事していた技術者ら約200人を一時解雇しており、プロジェクトの存続が危ぶまれていましたが、今回の動きはAppleが自動車開発を諦めていない可能性を示唆しているのかもしれません。
 
 
Source:Bloomberg via MacRumors
Photo:Tesla
(lexi)

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この記事を書いた人

ARラボ出身の猫愛好家。往年のMacユーザーで、iPhone使用歴は10年以上。

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