“林檎”もおろせる!IKEAが新Mac Proを意識した「おろし金」を販売

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Appleの開発者会議WWDC 19で発表された新Mac Proは、最大1.5TBまでメモリが増設可能なモンスタースペック、最大で550万円にも達する価格、そして「チーズおろし金(Cheese Grater)」のような形状と、あらゆる点でただならぬ存在感を放っています。とくに形状については、北欧家具で知られるIKEAも黙ってはいられなかったようです。

このデザインには意味がある

Mac Proが採用したアルミニウム筐体の前面と背面に開けられた穴は、単なる装飾ではなく、冷却用途として重要な意味を持っています。
 
Appleによれば「連結された3次元の半球を網状に組み合わせた結果、表面積が増え、空気の流れと構造的な剛性が最適化」されているとのことです。つまり、熱を溜め込まないための空気循環と筐体の強度を追求した結果がこのデザインなのです。
 
Apple Mac Pro
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しかし、Mac Proの特設ページで「すべての形には意味がある」「意味のないものは一切ない。すべてに明らかな意図がある」といった文言が躍っているのをみると、Appleも独特の形状について評判が気になっているのは明白でしょう。

IKEAも話題に乗じて販促スタート

実際にWWDC 19で発表されるや否や、海外ではチーズ、日本でも「大根がおろせそう」と評判になりました。Mac Proの筐体をモデリングしてチーズをおろしたYouTuberまで登場したほどです。
 
この機会を待っていたと言わんばかりに、世界的な家具企業IKEAのブルガリア支社も、Mac Proのデザインをほのめかして自社ブランドのおろし金を販促しています。広告の「Designed for apples」は直訳すれば、“林檎(apples)向けのデザイン”ですが、Appleを示唆しているのは明らかです。商品名も「iDEALISK」と、iPhoneやiMac、iPodと同じ”i”繋がりでAppleを強く意識しています。
 

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そんなiDEALISKの価格は3.99レフ(lv)に設定されています。1レフ約62円なので、日本円にしておよそ250円ほどです。たとえベースモデルが5,999ドル(約65万円)のMac Proが買えなくとも、250円のおろし金なら気軽に購入を検討できそうですね。
 
 
Source:Mashable,Apple
Photo:The Smarts,Instagram-@andreascarlsson90
(kihachi)

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この記事を書いた人

丸みを帯びたiPhone3GSの筐体に惚れ込み、Apple信者を誓ったのも今は昔。2014年から始めたライター業がきっかけで、気づけばXiaomiやHuaweiなど中華スマホにも手を出す浮気症に。

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