Samsung CEO「AIと5Gでスマートフォンルネッサンスが起こる」


 
次世代通信規格5Gは今年中にアメリカや韓国でサービスが開始される見込みですが、Samsungのコー・ドンジン最高経営責任者(CEO)はインタビューで、AIと5Gで次の3年間スマートフォンルネッサンスが起こると答えました。

5Gでスマホ市場は活力を取り戻すか

中国市場を始めとして、世界的にスマートフォンの買い替えサイクルが伸びているといわれていますが、5Gの導入で市場が再び活力を取り戻す可能性がある、とNikkei Asian Reviewは述べています。
 
調査企業IDCによれば、2018年のスマートフォンの出荷台数は4%減となる14億台でした。市場シェアの20%以上を占めるSamsungの出荷台数も8%減となりましたが、2019年もスマートフォンの出荷台数は1%減とみられており、2007年のAppleのiPhoneから始まった成長スパートが終わりを迎えたことを示唆しています。

5Gでバーチャルリアリティがよりスムーズに?

SamsungのドンジンCEOは、5Gにより高画質のバーチャルリアリティ(VR)がスムーズに利用できるようになると見ており、VR酔いは解消されると予想しています。
 
また、スマートフォンだけでは5G時代に十分ではなく、ウェアラブルやスマートグラスなどとの接続が必要である、ともドンジンCEOは述べています。
 
Samsungは5G対応の「S10 5G」を2月末のイベントですでに発表しています。Appleの拡張現実(AR)グラスは2021年にも発表されると噂されています。
 
 
Source:Nikkei Asian Review
(lexi)

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この記事を書いた人

ARラボ出身の猫愛好家。往年のMacユーザーで、iPhone使用歴は10年以上。

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