iPhoneのハイエンドモデル、インドで近く生産開始か〜サプライヤー工場の建設が許可

インド国内の工場でiPhone8やiPhone XSなどのiPhoneのハイエンドモデルの生産が始まるのもそう遠くはなさそうです。インド政府が100万ドル(約1億1,157万円)規模の台湾Wistronの工場の建設を許可したと伝えられています。
iPhone8の生産が近く開始か
AppleがiPhoneの製造拠点を中国からインドへ移そうとしているとこれまで幾度も報じられてきましたが、Wistron工場の建設許可が下りたことで、iPhone8のインド国内での生産が近く始まるとみられています。
同じく台湾のFoxconnも現在インドでの生産施設の設置に向けて動いているとされており、これが実現した場合「Made in India」のiPhone XSとiPhone XS Maxが市場に出回ることになります。
現在iPhone SEとiPhone6sを生産中
Appleサプライヤーのインド工場では、インド国外では販売中止となっているiPhone SEとiPhone6sの生産が現在行われています。
インド国内でデバイスの生産を行うのは、約40%という輸入製品にかけられる高い関税が理由です。インド国内でデバイスの生産の行うことで関税を避けることができるからです。
Appleのインドスマホ市場でのシェアはAndroidベンダーに押され気味ですが、ハイエンド機の販売価格が下がることでiPhoneの盛り返しに繋がるかどうか、今後の動向に注目です。
Source:9to5Mac
Photo:Tinh tế Photo/Flickr
(lexi)