App Storeでデベロッパーが得た収益は累計で13兆円超えに

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App Storeからアプリ・デベロッパーが得た収益が、累計で1,200億ドル(13兆2,000億円)に達したことが分かりました。

Appleが手にした額も莫大

数多あるスマートフォンアプリのほぼすべてが、たった2つのプラットフォームから配信されます。Android OS向けのGoogle Playと、iOS向けのApp Storeです。
 
2008年のサービス開始からの累計で、アプリの開発者がApp Store上で1,200億ドル(13兆2,000億円)もの収益を手にしたことが分かりました(サブスクリプションやアプリ内課金も含む)。この数字は「Entrepreneur Camp」と呼ばれる起業家養成キャンプで明らかにされました。
 
発表された収益にAppleの取り分である30%のマージンは含まれていませんが、1,200億ドルから逆算すると、App Storeをプラットフォームとして用意したAppleは、これまでにおよそ500億ドル(5兆5,000億円)を手にしたことになります。

サービス部門は収益の中核に

これまでのAppleの報告によって、Apple Storeは2017年6月時点で700億ドル(約7兆7,000億円)、2018年6月時点で1,000億ドル(約11兆円)を生み出したことが判明しています。過去12カ月でも300億ドル(約3兆3,000億円)というのですから、いかに収益ペースが加速しているかが分かるというものでしょう。
 
先日発表された2018年第4四半期(10~12月:Appleの2019年度第1四半期)決算でも、サービス部門の売上高は前年同期比で19%増となり過去最高を記録(109億ドル:約1兆2,000億円)しており、2020年には同部門が企業収益全体の40%を占めるといった大胆な予測も出ています。
 
 
Source:TechCrunch
(kihachi)

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この記事を書いた人

丸みを帯びたiPhone3GSの筐体に惚れ込み、Apple信者を誓ったのも今は昔。2014年から始めたライター業がきっかけで、気づけばXiaomiやHuaweiなど中華スマホにも手を出す浮気症に。

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