新iPadがFace IDを搭載する新証拠がiOS12で見つかる

次期iPadがFace IDを搭載する可能性が高まりました。開発者のスティーブ・トラウトン−スミス氏が、iOS12ベータ版でこの事実を示す新たな証拠を発見したと報告しています。
AvatarKitがiPadで利用可能に
トラウトン−スミス氏は自身のTwitterで、iPhone Xで導入されたアニ文字のソフトウェア・フレームワークであるAvatarKitが、iOS12ではiPadでも利用可能になるようだと述べています。
ただしアニ文字には顔の動きを追跡するTrueDepthカメラが必要なため、このことから「次期iPadにはFace ID機能が搭載される」と、同氏は結論づけています。
これまでAvatarKitを含むのは、iPhone Xのファームウェアのみでした。
New in iOS 12: AvatarKit comes to iPad. Still requires a TrueDepth camera to do face tracking, though, i.e. an iPad with Face ID pic.twitter.com/9TvP2vsP6X
— Steve Troughton-Smith (@stroughtonsmith) 2018年7月3日
以前からあるFace ID対応iPad登場の噂
次世代iPadはホームボタンを採用せず、TrueDepthカメラ搭載によりFace ID対応となるという予測は、昨年10月の時点ですでに著名アナリスト、ミンチー・クオ氏が明らかにしています。
今年1月には複数の開発者から、iOS11.3ベータのファームウェアに、Face IDを搭載するiPadを示すと思われる記述があったとの報告もありました。
そして今年6月、iOS12ではFace IDの設定項目で、2つの顔が設定可能となっていることが判明、これが複数ユーザーでの使用が多いiPad向けの機能ではないかと指摘されています。
Source:Steve Troughton-Smith/Twitter via MacRumors
Photo:Reddit
(lunatic)