Apple、中国に2カ所目となるデータセンターを建設〜2020年に完成か

apple データセンター

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中国・内モンゴル自治区に位置するウランチャブ市で、Appleの中国国内2カ所目となるデータセンターの建設が始まっているようです。

中国国内でのiCloud使用者が増加したのか?

中国初のAppleデータセンターは、昨年7月に貴州省で現地企業と提携して開設されました。その背景には、中国のサイバーセキュリティ法があるといわれており、クラウドサービスが中国現地の企業によって運営される必要性が生じたため、Appleは中国でのデータセンター設立に踏み切った模様です。
 
中国メディアXinhua(新華社通信)は6日、Appleは中国の内モンゴル自治区において同国2カ所目となるデータセンターを建設中であると報じました。
 
内モンゴル自治区・ウランチャブ市のAppleデータセンターは、同社のクラウドストレージサービスiCloudの運営に使用されるとみられています。
 
2017年に中国で2番目に人気だったスマホはAppleの「iPhone7 Plus」だったこともあり、同国内でのiPhoneユーザーの増加が新データセンター設立へとつながったのかもしれません。
 
iPhone7 Plusの容量は32GBからとなっており、最新モデルと比べるとストレージ容量が少なめとなっています。
 
先日、米メディアUSA TodayがAppleはiPhoneのストレージ容量をあえて少なく抑えて販売することで、ユーザーのiCloudの使用を促していると主張しましたが、中国国内でも同じ現象が起こったのでしょうか。
 
Appleのデータセンターは、100%再生可能エネルギーの使用を計画しており、2020年の稼働を目指しているとのことです。
 
 
Source:Xinhua via AppleInsider
Photo:MacRumors
(lexi)

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この記事を書いた人

ARラボ出身の猫愛好家。往年のMacユーザーで、iPhone使用歴は10年以上。

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