クック/ザッカーバーグ両CEO、北京で習近平国家主席と顔を合わす

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Appleのティム・クック最高経営責任者(CEO)と、Facebookのマーク・ザッカーバーグCEOが現地時間10月30日、北京の清華大学で開かれた年次会議に出席、同じく出席していた習近平国家主席と顔を合わせていたことがわかりました。

孫CEO、デルCEOもメンバーに

クック、ザッカーバーグの両CEOは清華大学経済管理学院の顧問委員会のメンバーであり、毎年この時期にはメンバーが招集され、会議が催されています。トップ写真は、2014年に両CEOおよびアリババ会長のジャック・マー氏が顧問に選出され、初めて年次会議に出席したときのものです。
 
1984年創立の清華大学経済管理学院の顧問委員会には、中国および海外の錚々たる業界リーダーが名を連ねています。2017年〜2018年のメンバーとして、新たにDell Computerのマイケル・デルCEO、ソフトバンクの孫正義CEOも加わっています。

iPhone X発売直前の重要なタイミング

中国でのiPhone売り上げ復活を狙うAppleにとって、iPhone Xの発売を11月3日に控えたこのタイミングでの会議は、重要なものとなったはず、とロイター通信は指摘しています。
 
FacebookのザッカーバーグCEOも以前から中国で活発に活動しています。2009年以降中国国内での使用が禁じられているFacebookを、再び利用可とするための道を模索していると思われます。
 
ザッカーバーグCEOは10月28日、自らのFacebookのページに、清華大学経済管理学院顧問委員会の年次総会に出席すると、投稿しています。
 

 
 
Source:Reuters,清華大学経済管理学院
Photo:清華大学経済管理学院
(lunatic)

 
 

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この記事を書いた人

元某業界新聞社の記者。その後フリーライターとして各方面で執筆、英日翻訳家としての著書も多数。2014年から本メディアでライター、編集記者として活動中。アメリカ在住(現在は日本に滞在中)。iPhone使用歴は12年以上。

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