注目はSiriだけじゃない!macOS Sierraは深刻な脆弱性を多数修正!

macOS Sierra

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macOS Sierra 10.12では、OS X El Capitanに存在していた深刻な脆弱性が数多く修正されています。

macOS Sierraで65件の脆弱性を修正

21日未明に公開されたmacOS Sierraといえば、MacでSiriが使えるようになったことに注目が集まっていますが、OS X El Capitan 10.11.6が影響を受ける65件もの深刻な脆弱性が修正された、セキュリティ強化版でもあります。
 
Appleの発表によると、PHPのバージョンアップのほか、任意のコードを実行される脆弱性などが修正されています。

Safari10やWindows用iCloudも公開

macOS Sierraと同時に、macOS Server 5.2、Safari 10、iCloud for Windows 6.0も公開されており、いずれも脆弱性への対策がとられています。
 
Safari 10は、macOS Sierraに含まれていますが、OS X Yosemite 10.10.5とOS X El Capitan 10.11.6向けに、WebKitなどの深刻な脆弱性への対策を施して提供されています。
 
iCloud for Windows 6.0は、Windows 7以降が対象で、悪意のあるWebコンテンツで任意のコードが実行される脆弱性が修正されています。

 
macOS Sierraへのバージョンアップ時は、お持ちのMacで利用可能な機能を確認のうえ、念のためバックアップを取っておくことをお勧めします。
 
 
Source:IT Media, Apple
(hato)

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この記事を書いた人

2013年からライター&編集担当として活動。2007年、駐在中のシリコンバレーで発売直後の初代iPhoneに触れて惚れ込む。iPhone歴は3GS→5s→6 Plus→7 Plus→XS Max→12 Pro Max→14 Pro。

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