Corningがウェアラブル用ゴリラガラス〜Apple Watchも採用?

Gorilla Glass SR+

Gorilla Glass SR+
 
Corningが現地時間30日、スマートウォッチなどのウェアラブル端末を対象とした、新しいゴリラガラス「Gorilla Glass SR+」を発表しました。7日のイベントで発表が期待されるApple Watch 2が搭載しているのかどうかに、注目が集まっています。

ウェアラブルに特化した新ゴリラガラス

米Corningが、約1ヵ月前に発表した「Gorilla Glass 5」に引き続き、今度はスマートウォッチなどウェアラブル端末に特化したゴリラガラスを発表しました。
 
同社によれば「Gorilla Glass SR+」は、日々身につけるというウェアラブル端末の性質を考慮し、ゴリラガラスの強靭さ、サファイヤ並みの傷のつきにくさ、透明度の高さ、指で触れた時の感度の良さを実現しています。
 
またGorilla Glass SR+はほかの一般的なカバーガラスと比べて70%も衝撃に強く、反射は25%抑えられているとのことです。そのため直射日光の当たる屋外でも見やすく、電池の持ちにも貢献しているとCorningは説明しています。

Apple Watch2は新ゴリラガラスを採用?

Gorilla Glass SR+はすでに出荷開始されており、「今年後半には世界的なブランドの製品に採用される見込み」とCorningのプレスリリースには記されています。
 
現在は、Apple Watch SportはIon-Xガラス、Apple WatchとApple Watch Editionはサファイアガラスを搭載しています。サファイアガラスはIon-Xガラスに比べ引っかき傷はつきにくいものの、実は落下などの衝撃には弱いということが判明しています。
 
そのため、Gorilla Glass SR+がサファイアガラス並みに傷がつきにくく、ゴリラガラスと同等の衝撃への強さを持つとすれば、AppleがApple Watchへの搭載を考えるのも自然でしょう。
 
Apple Watch 27日のイベントでの発表が期待されています。
 
 
Source:9to5Mac
(lunatic)

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この記事を書いた人

元某業界新聞社の記者。その後フリーライターとして各方面で執筆、英日翻訳家としての著書も多数。2014年から本メディアでライター、編集記者として活動中。アメリカ在住(現在は日本に滞在中)。iPhone使用歴は12年以上。

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