Apple、フランスに研究開発センター新設、イメージング技術開発が狙い

Apple R&D フランス

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Appleがフランスに、イメージング技術開発を目的とした研究開発センターを新設する計画を進めていることが明らかになりました。

規模は800平方メートル、約30人を収容

地元紙Le Dauphiné Libéréが、Appleはフランス南東部に位置するグルノーブルに、敷地面積約800平方メートルの研究開発施設を開くため、契約を締結したと報じています。
 
同紙によれば、Appleはすでにグルノーブルに少人数の研究開発チームを置いていますが、新施設により、人員を約30人まで増員する模様です。

グルノーブル選択はSTMicroelectronicsとの協業のため

新研究開発施設の場所として同地を選択したのは、iPhoneやApple Watchなどに部品を供給している半導体メーカーSTMicroelectronicsが、同社の最も重要な研究開発拠点をグルノーブルに持つため、とLe Dauphiné Libéréは伝えています。
 
Appleは米国内はもちろん、海外にも複数の開発拠点を持っており、横浜にも研究開発拠点を建設中です。また年内完成を目指し、本社屋Campus2の建設も進めています。
 
 
Source:Le Dauphiné Libéré via 9to5Mac
Photo:Le DL / Christophe AGOSTINIS
(lunatic)

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この記事を書いた人

元某業界新聞社の記者。その後フリーライターとして各方面で執筆、英日翻訳家としての著書も多数。2014年から本メディアでライター、編集記者として活動中。アメリカ在住(現在は日本に滞在中)。iPhone使用歴は12年以上。

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