突然MacBook Proの電源ケーブルから出火!家は丸焦げ、愛猫は死亡

    macbook pro 発火 出火 爆発 事故

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    仕事から帰ると自宅が黒焦げになっており、飼い猫は死亡。犯人はMacBook Proの電源ケーブルであることが明らかなのにもかかわらず、Appleは未だに返金すら拒んでいる――悲惨な状況に追い込まれたイギリス人女性が怒りを露わにしています。

    突然の出火ですべてを失った女性

    愛猫から国民保険のカードまで、文字どおり全てを失ってしまったジェマ・インピーさんが握りしめるのは、黒焦げになったMacBook Proです。2015年2月に起きた事件から2年以上が経つものの、未だにMacBook Proからは昔住んでいた部屋の香りが漂ってくるそうです。
     
    インピーさんは「この香りが記憶を蘇らせてくれるの」と語りますが、思い出すのは決して悲劇が起きる前の幸せな日々ばかりではありません。火事のてん末について誰かに話すたび、強いストレスとトラウマに苛まれると彼女は話します。

    電源ケーブルに問題があったとApple側も認識

    事故が起きた日、インピーさんはいつものようにMacBook Proを自宅で充電したまま、仕事に向かいました。ところが1時間後、消防士から電話が掛かってきます。家に戻ると部屋は丸焦げになり、ペットの猫は警察官の手の中で息絶えていました。
     
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    捜査の結果、出火の原因はMacBook Proの電源ケーブルだということが判明し、Apple側もケーブルに欠陥があったと述べました。「彼らはすぐに問題があったと認めました。でも未だにケーブルは返って来ないんです」

    2年経っても返金はされていない

    戻ってこないのは電源ケーブルだけではありません。
     
    インピーさんの話では、燃えた家具の保障どころかMacBook Proの購入金額である1,250ポンド(約17万3,500円)すら、2年経っても一向にAppleから返金される様子がないそうです。「電源ケーブルの『捜査』が終了するまでは彼らの法律チームにコンタクトを取ることが出来ない、と言われました」と、彼女はAppleがまともに取り合ってくれないと苛立ちを募らせます。「明らかに捜査は終了しているはずなのに」
     
    なお、英メディアDailyMailがAppleに取材を求めたところ、Appleのスポークスマンは「個別の消費者のケースについてはコメントしない」と述べるにとどまっています。
     
     
    Source:DailyMail
    (kihachi)

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    この記事を書いた人

    丸みを帯びたiPhone3GSの筐体に惚れ込み、Apple信者を誓ったのも今は昔。2014年から始めたライター業がきっかけで、気づけばXiaomiやHuaweiなど中華スマホにも手を出す浮気症に。

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