次期iPad Proに搭載予定「A10X」のネタが募集要項に記載?

ipad pro a10x

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iPhone7の熱気冷めやらぬなか、早くも次期iPad Proに搭載予定のA10Xチップの情報が登場しました。

iPad Proへの搭載を示唆

来年の初頭に登場が予定されている新iPad Proには、iPhone7シリーズに搭載されているA10の次世代チップとなるA10Xが搭載される予定です。
 
ニュースサイトThe Motley Foolによって、Appleが募集しているエンジニアの要項に、同社が「次世代iPad」のためのGPUを開発しているばかりでなく、目標を上回るスピードで開発が進んでいる状況が示唆されていることが明らかとなりました。
 
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このチップの名称は明記されていませんが、iPadシリーズに搭載されてきたチップが「X」シリーズであった点を考えると、A10Xである可能性が濃厚です。

早くも10nmプロセス技術のチップが実現?

気になるのは、募集要項に「同時に新プロセス技術とデザインツールを適用する」と書いてある点です。プロセス技術とは、A9XやA10で言えば、16nm FinFETのことですが、The Motley FoolはA10Xチップが10nm FinFETになると指摘しています。もちろん、10nmになることによって大幅な小型化や省電力化が可能となります。
 
なお生産は、KGI証券のミンチー・クオ氏がA10に続いてTSMCによる独占生産であることを指摘しています。また同氏は、2017年に登場するモデルが12.9、10.5、9.7インチの3モデルか、9.7インチモデルをなくした2モデル体制になるとも述べています。
 
すでにA9Xの時点でラップトップ並と言われているだけあって、A10XはMacに搭載という声も聞こえてきます。一体どんなモンスターマシンが登場するのか、期待は高まるばかりですね。
 
 
Source:The Motley Fool
(kihachi)

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この記事を書いた人

丸みを帯びたiPhone3GSの筐体に惚れ込み、Apple信者を誓ったのも今は昔。2014年から始めたライター業がきっかけで、気づけばXiaomiやHuaweiなど中華スマホにも手を出す浮気症に。

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