【WWDC速報】iOS10は多数の新機能!Siriのサードパーティ公開も発表

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    WWDCでのiOS10の発表は、新機能やデザインの刷新など多岐にわたりました。
     
    予想されていたロック画面のデザイン変更や、Siriのサードパーティ公開などが発表されました。

    ロック画面が進化!スリープ解除が簡単に

    まずはロック画面の刷新から。なんと、横にしたiPhoneを持ち上げるだけでスリープの解除が可能になります。
     
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    また、ロック画面での通知の表示も変更されました。3D touchでロック画面からメッセージに返信することができるようになります。
     
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    さらに、カメラの起動もロック画面で左にスワイプするだけでよくなり、従来よりもスムーズになります。
     
    そして右にスワイプした場合はウィジェットが起動するなど、機能が大幅にアップグレード。ロック画面自体の情報量も増え、使いやすさが改善されています。
     
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    ロック画面以外では、コントロール画面もロック画面にあわせてデザインが刷新され、クイックアクションも充実するようです。
     

    また、Spotlight検索も大幅に強化され、今まで以上に便利になります。

    Siriがサードパーティに公開

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    Siriがデベロッパー向けに公開され、様々なアプリでSiriが使えるようになります。
     
    例えばSiriに頼んでチャットアプリにチャットを送信するなど、可能性が大きく広がります。

    「QuickType」機能で入力補助が可能

    Siriが入力を支援してくれる「QuickType」機能が実装されます。
     
    これは、メッセージなどを入力している際に、Siriがユーザーの入力候補を自動で提示し、入力の手間を省いてくれるシステムです。

    「写真」アプリが進化


     
    顔認識や背景認識が進化し、自動的にカテゴリーを分けるなどの新機能が実装されます。
     
    また、写真に自動でタグ付けを行い、それを元にスライドショーのような動画を自動生成できるようになります。
     
    顔認識により自動でユニークな動画を作成できるようになり、Googleフォトの機能にAppleも近づいたような形です。
     
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    「マップ」アプリも大幅進化

    進化したのは「写真」アプリだけではありません。「マップ」アプリも大きな進化を遂げました。
     
    スケジュールから移動経路を割り出し自動で提案してくれたり、店舗検索の絞り込み条件を細かく設定できるようになるなど、より便利になっています。
     
    リアルタイムな交通情報が取得可能になり、渋滞情報が分かるように。
     
    また、マップアプリのデータもサードパーティへ公開されることが発表されました。

    「ミュージック」アプリのデザインが刷新

    噂されていた「ミュージック」アプリのデザインが変わります。
     
    アルバムやプレイリストが見やすくなり、曲を再生した際の歌詞を表示してくれるようになります。

    HomeKitがアプリ「Home」に

    HomeKitがスタンドアロン化し、「Home」という新しいアプリとして追加されます。
     
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    この「Home」の機能で、電気をつけたり、インターホンの画面をみるなど、様々なことが可能になります。
     
    さらに、Siriに「おはよう」と伝えるとカーテンが開くなどの連携も可能です。
     
    これまでは、Homekitを導入したメーカー製品のために、メーカーが独自でアプリを開発していたため、アプリ数が煩雑になっていました。
     
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    しかし、この「Home」の追加により、アプリ1つで様々なメーカーの製品をコントロールすることができるようになります。

    電話機能が強化・改善

    Siriが留守番電話のメッセージを自動で文字に起こしてくれるようになります。
     
    同様のサービスが日本でははじまったばかりですが、iOS10が来たらSiriがそれらの機能を補ってくれることになりそうです。
     
    また、VoIP用のAPIが開放され、迷惑電話の自動ブロック機能などが実装されるようです。

    「メッセージ」アプリに新機能が大量!

    「メッセージ」アプリことiMessageは、iOS10で1番の進化を遂げるアプリかもしれません。
     
    絵文字のサイズが3倍に表示できるようになったり、文字を絵文字に変換できたり、絵文字だけでも様々なアップデートが発表されました。
     
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    また、エフェクト付きの吹き出しや画面に風船を表示するスクリーンエフェクトなどが実装されます。
     
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    他にも手書き機能の実装で、手書きメッセージを送信したり、Degital Touch機能で写真に文字を書き込んで送ることができます。
     
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    さらに、画面をこすらなければ表示されないインビジブルリンクなど、ユニークな機能がたくさん増えるようです。
     
    このiMessageのAPIもサードパーティへ開放されるため、例えばLINEスタンプのようなステッカーを配布したり、メッセージアプリから支払を行う機能を追加したりすることも可能になります。

    Live Photosに新機能追加

    Live Photosを編集することができるようになります。

    iOS10の一般公開は秋!

    iOS10は、デベロッパー版が本日より公開。また、パブリックベータ版が7月に公開される予定です。
     

     
    一般向けのリリースは秋頃を予定しているとのことで、過去のバージョンアップと比較してもかなりの大幅アップデートになるため、今から楽しみな反面で必要容量がどの程度なのか少し心配にもなります。
     
    また、iOS10はiPhone4s以前は対応しておらず、iPhone5以降の機種から利用することが可能です。iPhone4sを使っている人は、これを機に買い換えを検討するのもアリですよ!
     
    (かえで)

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