iPhoneが運転免許証に!イギリスでWalletアプリに免許証が格納可能に

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    イギリスでiPhoneのWalletアプリに、運転免許証データを格納できるようになりそうです。同国のDriver Vehicle Licensing Agency(DVLA)のCEOが、現在開発が進行中のデジタル免許証の画像をTwitterで公開しました。

    Walletアプリで運転免許証が表示可能に

    AppleのiOS向けWalletアプリでは、現在Apple Pay向けのクレジットカードとデビットカードのほか、飛行機の搭乗券、チケット、各種店舗のリワードカード(ポイントカードのようなもの)を保管することができます。イギリス政府は運転免許証を他のカードとともにアプリに格納するため、AppleのWallet APIに取り組んできた模様です。
     
    ただしもうひとつのツイートには、1)プロトタイプ=期限は未設定 2)フォトカード(写真付き免許証)を置き換えるものではなく、あくまでアドオン 3)セキュリティが最優先事項 4)実現の可能性はある(フォトカードに記載できない情報を提示するために発行されていた、紙だけの免許証が2015年に廃止されたため)、と記されており、現時点ではこの運転免許証アプリがリリースされるのかどうか、確定していないようです。
     

    スマホで表示可能なデジタル免許証は初ではない

    iPhone上で表示可能なデジタル免許証に取り組んだのは、イギリス政府が初めてではありません。2014年にはアイオワ州が、運転免許証をデジタル化し、スマートフォンのモバイルアプリで表示できるようにすると発表しています。ただしAppleのWalletアプリを利用した例は初めてではないか、と9to5Macは指摘しています。
     
     
    Source:9to5Mac
    (lunatic)

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