アップル、インドで中古iPhoneの販売を計画か―シェア拡大が狙い

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アップルインドで中古iPhoneを格安販売するつもりであることが明らかとなりました。iPhoneが割高となってしまう同国のスマートフォン市場で、シェアを増大させることが目的と見られています。

iPhone6以降が中古iPhoneとして格安販売に?

ニュースサイトApple Insiderが報じたところによると、インド市場の趨勢を受け、アップルは環境省に中古iPhoneの販売を許可してもらうよう申請を出したとのことです。現時点ではどのiPhoneが中古として販売されるのかは分かっていませんが、最近iPhone4sと5cを販売ラインナップから落としiPhone5sを半額に値下げしたことを考えると、iPhone6以降が対象となりそうです。
 
インドでは、200ドル(約22,800円)程度のスマートフォンが一般ユーザーの買えるモデルの上限とされており、44,500ルピー(約8万円)から24,999ルピー(約4万5,000円)へと大幅値下げされたとはいえ、iPhone5sですら庶民にとってまだまだ高嶺の花であることは確かです。それは、主要都市の間でもインドやムンバイなど購買力の高い上位メガシティとそれ以外の都市部で、iPhoneのシェアにはっきりとした差があることからも分かります。

世界中のベンダーが集まる激戦区インド

それだけに、アップルとしてはこれまで手が出せなかったようなモデルを安価で販売することによって、一気に自社のエコシステムにユーザーを組み込んでいくべく攻勢をかけたいものだと思われます。
 
460円の「iPhone丸パクりスマートフォン」が登場するなど、ユーザー掘り起こしのために、生き馬の目を抜くような戦いが繰り広げられているインドですが、中古スマートフォンの販売というアップルの一打がどのようにベンダーの勢力図を塗り替えるのか、要注目ですね。
 
 
Source:凤凰科技,Apple Insider
(kihachi)

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この記事を書いた人

丸みを帯びたiPhone3GSの筐体に惚れ込み、Apple信者を誓ったのも今は昔。2014年から始めたライター業がきっかけで、気づけばXiaomiやHuaweiなど中華スマホにも手を出す浮気症に。

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