日本通信、固定電話番号をモバイルで発着信できるサービスを開発、順次提供へ

    日本通信 固定電話

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    日本通信は本日、SOHOや個人事業主、在宅ワーカー向けに、固定電話番号をモバイルで発着信できるサービスを発表しました。
     
    これにより、固定電話の番号にかかってきた電話をスマートフォンで受けることができたり、スマートフォンから固定電話番号での発信を行うことが可能となります。

    携帯電話を契約することが不要に?

    これまで、ユーザーは携帯電話を大手キャリア等と契約し、080や090、070などといった携帯電話番号を使用してきましたが、日本通信が今回発表したサービスを用いれば、携帯電話を契約することなく、ひとつの電話番号で、日本国内どこにいても発着信をすることが可能となります。
     
    固定電話番号は信頼感がありますが、なかなか電話に出ることができないことで苦い経験をした方は多いかと思います。そんな時のために、転送タイプのサービスはこれまでも存在してきましたが、着信時には転送料金が課金されるほか、スマートフォンから電話をかける時には、相手の電話番号の前に事業者指定の特定の番号を入力する必要があるなど、利便性とコスト面でさまざまな課題がありました。
     
    しかし、日本通信が今回発表した固定電話のモバイルサービスを用いれば、これらの問題を解決することが可能です。
     
    設定も簡単で、専用アダプタ(SkyGateway)に電話とインターネットのケーブルをさして、自動設定が完了するのを待つのみです。数分でスマートフォンが固定電話の受話器となり、同じ電話番号のまま、固定電話の通話料金で利用できます。固定電話番号を持っているが、スタッフが少なく、応答率に困っている個人事業主の方は導入を検討してみてはいかがでしょうか。
     
    なおこのサービスは、日本通信のパートナーを通じて、順次提供が開始されると案内されていますので、実際のスタートまではしばし待つ必要がありそうです。また、現時点において対象となる端末は、日本通信のAndroidスマホ「VAIO Phone」であることが想定されます。
     
     
    Source:日本通信
    (クロス)

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