iPhoneを24MPに設定したのに写真は12MP?実機で分かったこと

普段から24MPで撮影しているiPhone15 Proで、24MP設定と12MP設定の写真を撮り比べたところ、どちらも保存結果は12MPでした。写真情報に表示されたカメラは、2枚とも超広角13mmです。
24MP設定のはずなのに12MPと表示された仕様上の背景を、実機の記録とApple公式の仕様から整理し、自分の写真を確かめる手順までまとめます。
24MP設定で撮影したのに保存結果は12MP
iPhone15 Proの写真モードを24MPと12MPに切り替えて撮影し、保存された写真の情報を見比べました。結果を表にまとめます。


| 項目 | 24MP設定で撮影 | 12MP設定で撮影 |
| 保存された画素数 | 12MP | 12MP |
| 画像サイズ | 4,032×3,024 | 4,032×3,024 |
| ファイルサイズ | 1.3MB | 1.2MB |
| 写真情報のカメラ | 超広角13mm | 超広角13mm |
筆者の目には2枚の見た目に差はなく、どちらも12MP同士の結果です。1.3MBと1.2MBも12MP同士のファイル容量で、24MPと12MPの画質差や容量差を示すものではありません。画像サイズの4,032×3,024を掛け合わせると約1,219万画素で、画素数の表示とも合っています。
直近に見返した写真も、確認できた範囲ではいずれも12MP表示でした。ただしライブラリ全体の枚数や割合、各写真の撮影設定までは調べておらず、24MPの写真が1枚もないとは言い切れません。
24MP設定でも12MPになるのはなぜ?
Apple公式の仕様では、iPhone15 Proのメインカメラは24MPと48MPの撮影に対応し、超広角カメラは12MP・13mmです。写真モードの12MP/24MPの設定は、メインカメラのデフォルト解像度を切り替える項目として案内されています。
この2枚は写真情報に超広角13mmと表示されており、仕様上12MPのカメラで撮られた写真と考えれば、保存結果が12MPだった点とは矛盾しません。カメラ画面では1×を選んで撮影したのですが、写真情報の表示とは食い違っており、その理由はこの記録だけでは分からない状態です。
Appleは、対応モデルでは被写体に近づくと超広角カメラへ自動で切り替わり、マクロ撮影ができると案内しています。この仕組みは2枚の結果を説明しうる候補のひとつですが、撮影距離などは記録しておらず、原因は断定できません。
自分の写真は何MP?写真アプリで確認する方法
写真アプリで写真を開き、上へスワイプするか情報ボタンをタップすると、使ったレンズやファイルサイズなどのカメラ情報を見られるとAppleは案内しています。筆者の画面では、画素数の12MPと画像サイズの4,032×3,024もあわせて表示されました。
見るべきは、画素数、画像サイズ、使用レンズの3点で十分でしょう。画素数が12MPでも、レンズが超広角13mmなら、仕様上12MPのカメラで撮られた写真と読み取るのが自然です。2倍の48mmや3倍の77mmの望遠も、仕様上は12MPとされています。
一方、仕様上24mmのメインカメラと表示されているのに12MPだった場合は、写真モードの設定に加え、撮影時の条件も関わりうるため、設定だけが原因とは言えません。
24MPで撮りたいなら設定だけでは不十分
24MPで撮りたいなら、「設定」→「カメラ」→「フォーマット」→「写真モード」で24MPが選ばれているかを見ておくのが近道です。ただし設定の対象はメインカメラのデフォルト解像度とされており、超広角などに切り替わった写真が12MPで保存されても不思議ではありません。
被写体に近づいたときに出る自動マクロのボタンで、自動切り替えをオフにできるとAppleは案内しています。ただし、オフにすれば24MPで保存されるとは言えず、2枚の原因が切り替えだったかも分かっていないため、試していません。切り抜きや拡大をよく使う筆者のような使い方では、保存された画素数が編集の余地に関わります。
今日撮った写真を1枚開き、保存された画素数を見てみましょう。12MPと出たら使用レンズを調べ、超広角のような別のカメラで撮られていないかを見極め、必要なら「設定」→「カメラ」→「フォーマット」→「写真モード」の選択と照合してください。12MPだからといって、すぐに故障や設定ミスと決めつける必要はありません。

