ビル・ゲイツ、故スティーブ・ジョブズとの関係をビートルズの曲にたとえる

    スティーブ・ジョブズ

    スティーブ・ジョブズ氏
     
    ビル・ゲイツ氏が、生前のスティーブ・ジョブズ氏との関係を表すのにビートルズの「Two of Us」を選び、ジョブズ氏を懐かしみました。

    ジョブズ氏への想い

    マイクロソフト創業者のビル・ゲイツ氏が、英BBCラジオRadio 4の番組「Desert Island Discs」に登場、カースティ・ヤング氏のインタビューに答えました。インタビューの中で、交流のあった故スティーブ・ジョブズ氏について触れているので、ご紹介します。
     

    「Appleで成し遂げたことを見ても、スティーブはパーソナル・コンピューティングの歴史において、本当に非凡な人物だ。ある期間、一緒に仕事をしていたことがある。私がオリジナルのApple IIのソフトウェアを書いたんだ。スティーブは人に対してすごく厳しいこともあるが、心から励ましてくれることもある。仕事をさせるのが本当にうまい」

    「私はほかの人より、ちょっと熱心になりすぎるところがあるけれども、スティーブ・ジョブズには到底かなわなかった、といえる」

    「昔はその熱心さはいつもプロジェクトに向けられていた。だからスティーブは病気になるとずいぶん丸くなって、人生や子供たちについて語り合ったりした。スティーブは素晴らしい天才で、私はどちらかというとエンジニアだ。ともあれ、楽しかったよ。話しているときは過去を振り返るというより友達同士でおしゃべりを楽しむ感じだった。スティーブががんに打ち勝てず、亡くなったというのは本当に心が痛む」

    「Two of Us」

    そしてゲイツ氏は2人の関係を表す曲として、ビートルズの「Two of Us」を選んでいます。ご存知の方も多いでしょうが、これは1970年に発表されたビートルズのラストアルバム「Let It Be」に収録されている曲です。
     
    ゲイツ氏は選曲の理由について、

    「スティーブは音楽に傾倒していて、彼も私もビートルズが大好きだった。実際、この『Two of Us』を引き合いに出したことがある。私たちがともに競い合い、一緒に仕事をしてきた道のりは、まるでこの歌のようだね、と」

    と説明しています。

     
     
    Source:BBC,9to5Mac
    (lunatic)

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    この記事を書いた人

    元某業界新聞社の記者。その後フリーライターとして各方面で執筆、英日翻訳家としての著書も多数。2014年から本メディアでライター、編集記者として活動中。アメリカ在住(現在は日本に滞在中)。iPhone使用歴は12年以上。

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