2015年ハマったゲームアプリトップはパズドラ！一途なユーザーの姿も明らかに！

 
MMD研究所は1月8日、「2015年スマートフォンゲームアプリに関する定点調査」の結果を発表しました。定点調査は2014年7月から半年ごとに2014年12月、2015年7月と実施されており、今回の調査は4回目となります。
 
調査は2015年12月10日から12日にかけて、スマートフォンを持つ20～69歳の男女を対象にインターネットで実施、554人から有効回答を得ています。

スマホゲームで遊ぶのは半数。頻度は毎日が最多

 
スマートフォンのゲームアプリの利用については、「遊ぶ」が50.5%、「遊ばない」の49.5%とほぼ真っ二つとなりました。また、ゲームアプリで遊ぶ回答者に頻度を尋ねると「毎日」が49.6%と約半数に上りました。
 

 
また、同時に遊んでいるアプリの数を聞くと、「0個」が37.5%で最多となりました。一途に少数精鋭のゲームをやり込むユーザーの様子が分かります。

遊んだことのあるゲーム、パズドラがトップ！

遊んだことのあるゲームアプリは、トップが「パズル＆ドラゴンズ」が41.1％で最多、以下「LINE：ディズニーツムツム」が31.8％、「モンスターストライク」が19.3％と続きました。
 

2015年ハマったアプリはパズドラ、ツムツム、モンスト！

 
2015年にハマったゲームアプリを尋ねると、「パズル＆ドラゴンズ」が36.2%でトップ、2位が「LINE:ディズニーツムツム」の27.1%、3位が「モンスターストライク」の11.3%と、遊んだことのあるゲームアプリと同じ順位となりました。
 

「ハマった」上位3アプリについて、2014年7月からの推移を見ると、「パズル＆ドラゴンズ」の人気が前回比で12.2ポイント増加、「LINE:ディズニーツムツム」が4.6ポイント増加と、ともに人気を集めていることが分かります。
 
とくに「LINE:ディズニーツムツム」は、1年前の調査での12.5%と比べると14.6%と、特に大きく伸び続けています。
 

 
推移を男女別に見ると、男性は「パズル＆ドラゴンズ」がトップで42.5%、女性は「LINE:ディズニーツムツム」がトップで36.5%と、傾向に違いが見られます。

ダウンロードのきっかけ、パズドラとモンストはTVCM、ツムツムは口コミ

上位3アプリをダウンロードしたきっかけを比較すると、「パズル＆ドラゴンズ」と「モンスターストライク」はともに40%弱が「TVCM」がきっかけとなっているのに対し、「LINE:ディズニーツムツム」は「同僚や友人の勧め」が37.1%で最多となっており、傾向の違いが見られます。
 

ゲームアプリの課金には7割が抵抗感じる

スマホゲームアプリ利用者に、料金支払い経験を聞くと「ある」が46.8%と、ゲームアプリ利用者の半数弱が課金経験者でした。
 

 
支払い経験者に、初めて支払いをした時の抵抗感を聞いたところ、「あった」「ややあった」を合わせた69.5%が、支払いに抵抗を感じていました。
 

 
現在でも支払いに抵抗があるかを尋ねると、「ある」「ややある」の合計が71.0%と、スマホゲームアプリへの支払いには抵抗を感じるユーザーが7割にのぼることがわかりました。
 

2016年はどうなる？海外調査ではゲームアプリの利用時間の減少も

前回の調査に続き、「パズドラ」の強さが際立つ調査結果となりました。
 
2016年も、「パズドラ」への人気集中が続くのでしょうか。それとも、新しいアプリが大ヒットを飛ばすのでしょうか。
 
なお、アメリカで最近発表された2015年のアプリ利用動向調査の結果によると、絵文字やニュース、オフィス系といったアプリが利用時間を伸ばす一方、ゲームはごくわずかに利用時間が減っています。

 
 
Source:MMD研究所
(hato)