アップル最高幹部は年収おいくら?最も少ない人物はまさかのティム・クックCEO

アップル 年収 2015

アップル 年収 2015
 
アップル最高幹部の2015年度年収が公開されています。世間のイメージとは裏腹に、公開されているデータの中で最も収入が少ない人物はティム・クックCEOとなっています。ただし、1,030万ドル(約12億円)ですが。

CEOより幹部の方が報酬高い?

米メディアBloombergによると、アップルが6日に提出した委任状説明書から、同社がCEOを除く最高幹部5名にそれぞれ約2,500万ドル(約30億円)の報酬を支払ったことが明らかとなりました。内訳は、2,000万ドル(約24億円)が株式報酬、残りの500万ドル(約6億円)が現金賞与となります。
 
幹部の中で最も高収入を得た人物は、バーバリーの元CEOとしても知られ、現在はアップルの小売部門を請け負っているAngela Ahrendts氏です。2014年は7,330万ドル(約88億円)であったことを思えば、2,580万ドル(約31億円)という数字は物足りなく感じますが、それでもアップル内では最高の収入を得ています。

全体的に年収はアップ

iphone6s
 
一方で、CEOのティム・クック氏は、1,030万ドル(約12億円)にとどまっています。同氏は、昨年も920万ドル(約11億円)と、時価総額が世界最大企業のCEOとしては控えめの数字となっていました。
 
全体的に年収が増加している背景には、15年度の同社の売上高が過去最高の2,337億ドル(約28兆円)に達し、純利益が534億ドル(約6兆4,000億円)に上ったことなどが挙げられます。ただし、iPhone6s/6s Plusの売上に関しては事前の予想よりも芳しくないとの見方もあり、1月26日の第1四半期決算発表での詳細報告が待ち望まれるところです。
 
 
Source:威锋网,Bloomberg
(kihachi)

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この記事を書いた人

丸みを帯びたiPhone3GSの筐体に惚れ込み、Apple信者を誓ったのも今は昔。2014年から始めたライター業がきっかけで、気づけばXiaomiやHuaweiなど中華スマホにも手を出す浮気症に。

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