iPhoneが売れないのはアップルのせいじゃない?世界的にスマホ需要が飽和傾向に

スマートフォン 買い替え

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アップルがiPhone6s/6s Plusを在庫量調整のために3割減産するとの報道は、市場に大きな衝撃を与えましたが、iPhoneに限らず、世界的にスマートフォンの需要が飽和しつつあるようです。

年々飽和しつつあるスマホ需要

コンサルティング会社として有名なAccentureが、28カ国で28,000人のユーザーを対象に行った調査によれば、「今年新たにスマートフォンを購入する予定だ」と答えたユーザーの割合は、昨年の54%から6%下落した48%となりました(2014年は57%)。
 
特に下げ幅が大きかった国が中国で、昨年の82%から21%も下落した61%となっています。こうした背景には、スマートフォンが購入希望者に行き渡ってしまったことのほか、端末スペックの向上から頻繁に買い替える必要がないと感じるユーザーが増えたことなどが考えられます。
 

スマートフォン 買い替え

緑が16年にスマホを買い替えると答えたユーザーの割合。黄色が15年からの増減。


 
事実、同調査では、「新しいスマートフォンを買う予定はない」と回答したユーザーのうち、現在持っているデバイスに満足しているからとした回答者の割合が47%、最近スマートフォンを買ったばかりだからが26%、アップグレードする金銭的余裕がないからが14%と、大半が現状のスマートフォンに満足している現状がうかがえます。
 
 
Source:THE MEMO,威锋网
(kihachi)

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この記事を書いた人

丸みを帯びたiPhone3GSの筐体に惚れ込み、Apple信者を誓ったのも今は昔。2014年から始めたライター業がきっかけで、気づけばXiaomiやHuaweiなど中華スマホにも手を出す浮気症に。

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