Apple株、2015年は年初から4%安!2008年以来の事態にも市場関係者は前向き

    Apple 株価

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    Apple株価は2015年末、105.26ドル(約12,658円)で取引を終え、年初から4.64%安となりました。年末の株価が年初から下がるのは、2008年以来のことですが、ウォール街には2016年のApple株は上向きとの期待が高まっています。

    Apple株、2008年以降初めて年初から4.56%安で2015年終える。

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    Apple株の2015年の終値は105.26ドルとなり、年初から4.56%安となりました。これは、世界経済がリーマンショックに揺れた2008年以来のことです。
     
    また、2015年4月につけた年内最高値の134.54ドル(約16,178円)からは21.76%もの下落となりました。

    2015年で時価総額を6兆8,500億円を失ったApple

    2015年の一年間で、Appleは時価総額にして570億ドル(約6兆8,500億円)を失った計算となりますが、それでもなお同社には6,000億ドル(約72兆1,500億円)もの価値が残されています。
     
    また、2015年のApple株といえば、AT&Tに代わってダウ平均の算出銘柄に組み込まれたのも大きなニュースでした。

    市場関係者のApple株への展望は前向き

    それでも、市場関係者のAppleの将来の業績に対する見方は楽観的です。
     
    ロイターによると、ウォールストリートのアナリスト49名のうち、41名がApple株にポジティブな評価を下しており、「売り」の判断を出したアナリストは1名もいませんでした。

    iPhone7だけでなく2015年に乗り込んだ新市場からの収益にも期待

    2015年、Appleは多くの新製品と新サービスを発表しました。なかでも、Apple Watchはウェアラブル、Apple Musicは定額制音楽配信、第4世代Apple TVとtvOSはリビングへの進出と、新たな市場に乗り込んだのが特徴でした。
     
    2016年は、大幅モデルチェンジが見込まれるiPhone74インチiPhoneの登場に期待が集まりますが、2015年に乗り込んだ新市場の成長にも注目が集まっています。
     
     
    Source:Reuters, Apple Insider
    (hato)

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    この記事を書いた人

    2013年からライター&編集担当として活動。2007年、駐在中のシリコンバレーで発売直後の初代iPhoneに触れて惚れ込む。iPhone歴は3GS→5s→6 Plus→7 Plus→XS Max→12 Pro Max→14 Pro。

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