どうして「3D Touch」は「iPad Pro」に搭載されなかったのか

    3D Touch

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    2015年に発売されたiPhone6s/6s Plusには、圧力の識別が可能な「3D Touch」機能が搭載されましたが、11月に発売されたiPad Proにこの機能が搭載されることはありませんでした。
     
    この理由について様々な憶測はありますが、ニュースメディア『BGR』は今後の新製品にも関わる興味深い理由を報じています。

    「3D Touch」は大きな画面に対応しきれていない!

    『BGR』は、Appleの商品に詳しいKGI証券のアナリストMing-Chi Kuo氏からの情報として、今年発売されるであろうiPad Air3にも「3D Touch」は搭載されないと伝えています。
     
    この理由について、Appleが機能搭載を「もったいぶっている」というよりは技術的な要因が背景にあるようで、iPhone6s/6s Plus程度のディスプレイサイズであれば問題なく「3D Touch」の機能が動作するものの、iPad AirシリーズやiPad Proに見られるような大型のディスプレイサイズとなると、現時点においてはうまく機能しないことが明かされています。
     
    この理由について『BGR』では明かされていませんが、圧力を感知する機能である「3D Touch」が大きなディスプレイサイズで機能しにくくなるというのは想像にたやすい気がします。Appleとしては、iPhone6s/6s Plusの目玉機能として搭載した機能だけに、今後さらなる改善を重ねるものと思われますが、ユーザーはしばらく大画面で「3D Touch」を利用するのは我慢する必要がありそうです。
     
     
    Source:BGR
    (クロス)

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