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AppleはVision Pro(第2世代)の開発を中止、市場拡大を目的にVision Proの廉価版の開発に取り組んでいるとの報道に対し、アナリストのミンチー・クオ氏が、値下げだけでは解決しない根本的な課題があると指摘しています。
クオ氏の指摘は、Vision Proに限らず、Meta QuestやPS VRも含めて、仮想現実(VR)、拡張現実(AR)などのヘッドセット全般の販売台数の伸びが低いとの指摘に通じるものです。
クオ氏は自身でもVision Proを購入したとし、課題について次の通り指摘しています。
数回使っただけ継続使用をやめたユーザーが多いのであれば、Apple Storeで試しても「想像と異なる」とし、それだけで購入を見合わせたユーザーもそれなりにいそうです。
つまり、購入してじっくりと試す機会のあるユーザーにでさえその価値や魅力が伝わりにくく、継続使用しようという気にさせられないのであれば口コミも期待できず、あまり興味がないユーザーを振り向かせるのはかなり困難でしょう。
やはり、Vision Proの販売価格以前に、AR/VRヘッドセットが期待通りに普及しないのが販売台数が期待外れの主な要因であり、その理由はクオ氏が指摘している通り一部のユーザーにしか受けない製品セグメントだからなのでしょう。
Source:郭明錤 (Ming-Chi Kuo)/X
Photo:alfpulla(@alfpulla)/X
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