iOS18で写真の検索がより容易に。その他の項目に「レシート」など複数のカテゴリ追加

iOS18 写真アプリ

Appleは、先日の世界開発者会議(WWDC24)において、iOS18で「写真」アプリのデザインを刷新することを発表しました。写真ライブラリが自動的に1つのビューに整理され、簡単にお気に入りにアクセスできるようコレクションをピンで固定できるなど、かつてないほど大幅な再設計が行われています。

これには、「その他(ユーティリティ)」の項目の変更も含まれており、様々な種類の写真をより簡単に見つけられるようになりました。

目次

「その他」の項目に複数の新しいカテゴリが追加

iOS17 写真

iOS17の「その他」の項目には、上記のように「読み込み」「重複項目」「非表示」「最近削除した項目」しかありませんが、iOS18では、次のカテゴリが追加されるということです。

  • レシート
  • 手書き
  • イラスト
  • QRコード
  • 最近保存した項目
  • 最近閲覧した項目
  • 最近編集した項目
  • ドキュメント

iOS17でも、検索欄に入力してレシートなどを検索することは可能ですが、「その他」の項目に専用のカテゴリがあることで、より簡単に目的の写真を見つけることが可能になります。

「その他」の上には、「メディアタイプ」という項目もありますが、iOS18では、この項目に新たに「アニメーション」のカテゴリが追加されるということです。新たに追加される「アニメーション」と「イラスト」は、Apple Intelligence機能の一部としてiOS18に搭載される画像生成ツールに向けたカテゴリだと思われます。

「ピン留め」コレクションの項目も追加

また、iOS18の写真アプリでは、「ピン留め」コレクションの項目も追加されます。この項目には、ビデオ、お気に入り、スクリーンショット、セルフィーなど、素早くアクセスしたいカテゴリが集められています。

コレクションは、写真アプリの他の場所にあるコンテンツと同じものですが、好みに合わせてカスタマイズして、お気に入りのコンテンツをアプリの上部に表示することも可能です。これらの変更は、iOS18だけでなく、iPadOS18macOS Sequoiaにも適用されます。

写真アプリを多用する人は、かなり使い勝手が向上するのでは?

筆者はかなり写真アプリを活用しているため、頻繁にアクセスする写真の整理の仕方に苦労しています。例えば、現在は頻繁にアクセスするコンテンツを1つのアルバムにまとめているのですが、アルバムを作成するのも手間ですし、アルバムの数が増えると素早くアクセスするのが難しくなるのです。

iOS18では写真の「その他」の項目に、かなりの数のカテゴリが新たに追加され、ピン留め機能も搭載されます。これにより、目的の写真により素早くアクセスできるようになるのではないかと個人的には期待しています。

Source,Photo:MacRumors

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この記事を書いた人

本職はWebデザイナーでMacBook Airを10年以上愛用中。iPhone Maniaのライターとしては、2020年から活動開始。iPhone歴は4s→6→7→XS→12 Pro Max。

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