AppleのAI機能は無効化することも可能〜プライバシーを心配する声を尊重

Apple Siri

Appleは今年の世界開発者会議(WWDC24)の開催を日本時間11日に控えており、新たな人工知能(AI)機能を発表する見通しです。しかし、AppleがAI機能の展開に際してOpenAIとコラボすることについて、プライバシー上の懸念が指摘されています。Appleはこの問題を解決するため、機能を無効化できるようにしていることが明らかになりました。

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AI機能を使うか使わないかはあなた次第

Appleの動向に詳しいBloombergのマーク・ガーマン記者によれば、AppleのAI機能はオプトイン方式で提供されるとのことで、ユーザーが望まない場合、機能を無効にすることができるそうです。

AI機能はベータ版という位置づけになり、機能を使用するには最低でもiPhone15 Pro以降が必要になる見通しです。

主なAI機能は「スマート要約」か

AppleはAIにおいて画像や動画生成のような技術には重点を置いておらず、ユーザーの日常生活を楽にするような機能に焦点を当てているといわれています。

目玉機能の一つとして、通知、テキストメッセージ、Webページ、ニュース記事、文書ファイルなどの内容を自動でまとめて要約してくれる「スマート要約」が挙げられています。

コントロールセンターもアップデート

iOS18では長年噂されてきたにも関わらず叶ってこなかったコントロールセンターのアップデートが実現する見通しです。

その他にもまだ噂にさえなっていなかった新機能やアップデートが発表されてくれると嬉しいですが、今はWWDC24の基調講演まで待つしかなさそうです。

Source: Bloomberg via 9to5Mac

Photo: Apple

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この記事を書いた人

ARラボ出身の猫愛好家。往年のMacユーザーで、iPhone使用歴は10年以上。

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